記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【ビーキーパー】名台詞まとめ

#ネタバレ

個人的には本編の最大の魅力だと思ってるので、未見の方にはブラウザバックを推奨します。

もう映画を観た人が読んでくれて一緒に思い出してくれればと想定して書いてます。


▼魅力的な台詞の数々:

本作を語る上で見逃せないのが、キレッキレの台詞でしょう。

●令和のコマンドー

割と冗談抜きでビーキーパーは令和版コマンドーって感じがします。主人公の強さと、残酷とユーモアの混ぜ具合と、脚本のスケールのデカさと、気の利いた台詞と、意外と一般市民に歩み寄ってくれる距離感が、よく似ています。

顕著だったのは、例えば映画のクライマックスで敵のアジトに突入する直前にスーツに着替えるシーン。ここは絶対に「コマンドーのメイトリックスが要塞への攻撃を仕掛ける前にフル装備してる時の場面」のオマージュだと思われます。

背景の色彩とか光の感じとかそっくりでしょ?

シュワルツェネッガーと異なり、ステイサムはスーツでビシッと身を固めるのが「戦闘服として正装」なのが粋で面白いですよね。これは出世作『トランスポーター』の影響が大きいのかしら。

●トゥビー・オア・ノットゥービー

Lazarus: To bee or not to bee? Isn't that the bloody question?
Adam Clay: I think I'll take to bee.
「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だろう?」
「俺は生きる(ビー)を選ぶね」

これは一番ニンマリしてしまった名台詞です。見るからにラスボス感のあるヴィランが、シェイクスピアで遊ぶな。(笑)

ヴィランが問い掛けをしてる時点で、視聴者の全員がそんなのビー(生きるとミツバチのダブルミーニング)に決まってるやろ!と思える、日本の歌舞伎における「よっ、待ってました」に匹敵する楽しみがありました。

しかしこのヴィランは、顔を撃たれても普通に走り回ってて、それもめちゃ面白かったですけどね。タフすぎるし、運が良すぎるやろ。(笑)

●拷問してから殺す

Adam Clay: I know you're the middleman. Who's above you?
Rico Anzalone: No -- they'll kill me.
Adam Clay: I'll torture you, then kill you.
「お前が中間管理職なのはわかってる。ボスは誰だ?」
「言えない。殺される」
「俺はお前を拷問する。その後で、殺すぞ」

ボストンでホッチキスで拷問するシーンです。

これもかなり笑いました。サイコパスすぎて爆笑です。周囲に人が居ない席を選んだので、そこそこ豪快に笑いました。劇場がホッチキスの男の悲鳴で大音量だったので、他のお客さんには聞こえてないはずです。(笑)

ここはコマンドーの名台詞「あれは嘘だ」を連想しました。

●ワン、ツー、スリー

Lewis: Buddy I'm counting to three.
Adam Clay: One. Two. Three. There, I did it for you.
「三つ数えるぞ!(それまでに立ち去れ)」
「ワン、ツー、スリー。ほれ、俺が代わりに数えたったぞ」

こええええ。(笑)

このシーンは公式予告編でも観られますけど、本編では編集されて別のカメラアングルになってましたね。本編の方がそっけなくて怖さマシマシだったと思います。

●リピート・アフター・ミー!

Adam Clay: [Spoken twice, to the call-centre staff] Repeat after me, "I will never steal from the weak and the vulnerable again".
「俺の言う通りに復唱しろ。もう私たちは弱者から盗みません、セイ!」

学校や英会話レッスン以外の場所で「リピートアフターミー」を聞くことがあるなんて、思いもよらなかったよ。(笑)

世界一受けたくない授業(笑)

●くまのプーさん?

Adam Clay: I was bringing her a jar of honey.
Agent Verona Parker: Who are you - Winnie the Pooh?
「エロイーズには瓶詰めにしたハチミツを運んでる」
「あんた誰よ、くまのプーさん?」

マジでこのシーンだけステイサムの顔が熊に見えました。(笑)

コマンドーにおける「筋肉モリモリ、マッチョマンの変態だ」に匹敵するパワーフレーズだと言えるでしょう。

●君が最後に見る二つの瞳

Derek Danforth: You're scared.
Wallace Westwyld: Dead right I'm scared. Terrified. So should you be.
Derek Danforth: Wallace, just tell me what the fuck this guy is.
Wallace Westwyld: He's probably the last pair of eyes that you're going to sneer at.
「お前、ビビってるだろw」
「全くその通りビビってる。怯えている。君もそうするべきだ」
「ウォレス、その男は何者なのかだけでいいから教えてくれよ」
「彼はおそらく、君があざける最後の二つの目になるだろう」

つまり、一度その男と顔を合わせたら最後、お前の命は無いぞ。という意味です。

こええええ。

これをジェレミーアイアンズが言うのが最高です。

ダイハード3での凶悪かつエレガントな演技を思い出しました。私にとって、ジェレミーアイアンズの印象はアルフレッドよりも、ライオンキングとダイハード3の方が強いんですよね。どちらも頭脳派のヴィランです。

●ミツバチと人類についての蘊蓄(うんちく)

Wallace Westwyld: The honeybee has always had a special relationship with humanity. A sacred relationship. Why? No bees, no agriculture. No agriculture, no civilization. Our nation is not unlike a beehive, with its complex systems of workers, caretakers, even royalty. If any of the beehive's complex mechanisms are compromised, the hive collapses.
「ミツバチは人類と常に特別な関係を築いてきた。神聖な関係を。なぜか?ミツバチがいなければ農業はなく、農業がなければ文明もなかった。私たちの国は、労働者、世話人、さらには王族の複雑なシステムを持つミツバチの巣と似ている。もしミツバチの複雑なメカニズムのどこかで綻びが生じれば、巣は崩壊する」

こういう単なるこじつけを絵面の格好良さで押し切る演出、大好物です。(笑)

●天は二物を与えず

President Danforth: You're a good looking kid. You really are. You know that?
Derek Danforth: [suspiciously] What does that mean?
President Danforth: It means that God doesn't give with both hands.
「あなたは可愛い子。本当に。この意味がわかる?」
「わからないよ、ママ」
「天は二物を与えず、ってことよ」

これは深いですね。ジェスチャー的には頭にキスしながらなのでポジティブに見えますが、これ「お前はなんて出来の悪い子だ」と呆れてますからね。大統領になるほどの人物の息子がどうしてここまでバカに育つんですかね。

●フォーザロー・オア・フォージャスティス

この映画の核心です。

Agent Verona Parker: I believe you. But there are laws for that.
Adam Clay: There are laws for that. Until they fail. Then they've got me.
「あなたのことを信じてる。でも世の中には司法がある」
「司法がある、ね。だが役に立たない時もある。そしたら俺の出番だ」

Anisette: Why not let Clay do his thing? Your mom is dead because of these people.
Agent Verona Parker: Wherever it's headed... I swore an oath. I can't stand by and watch it happen.
Anisette: Even if he's right?
Agent Verona Parker: [looking unsure] Even if he's right.

「クレイにやらせたらどうだ?あいつらのせいで君の母は死んだ」
「それがどこへ向かおうとも...私は誓った。ただ傍観することはできない」
「たとえ彼が正しくても?」
「たとえ彼が正しくても」

Adam Clay: You decide who you work for. For the law ... or for justice.
「何のために働くか、自分で決めろ。司法か、それとも正義か」

司法が裁けない悪にどう立ち向かうのか。

本作の根底にある最大のテーマであり、それが主人公のキャラクターの存在意義に完全に反映された見事な脚本でした。

みんな大好きゴッサムシティの自警団ことバットマンと同じですね。

最強のダークヒーロー爆誕ということで、大いに楽しめた映画でした。

これはスタローンの「アイ・アム・ザ・ロー」と対をなす名台詞と言えるかもしれません。

ジャッジ・ドレッド(1995年)

▼吹替版も気になる:

今回は字幕版にしましたが、吹替版でもぜひ観てみたくなりました。珍しく劇場公開してるし、ゲスト枠でゆりやんレトリィバァも参加してるし、これは期待できそうですね!

(了)

いいなと思ったら応援しよう!

まいるず 最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひ「読んだよ」の一言がわりにでもスキを押していってくださると嬉しいです!

この記事が参加している募集