✨“自然な英語”に近づく鍵:Collocation(コロケーション‐語と語のつながり)を味方にする✨Part 1
Part 1:ちょっと不自然…その原因は?
英語を話していて、「ちょっと不自然だけど意味は分かるよ」と言われたことはありませんか?
文法的には正しいはずなのに、どこかぎこちない…。
その“違和感”の原因は、語と語の自然なつながり――Collocation(コロケーション)にあるかもしれません。
🧩 コロケーションって何?
コロケーションとは、単語同士の自然な組み合わせのこと。
「その語にはこの語がしっくりくる」といった、ネイティブスピーカーの感覚に根ざしています。
日本語にも同じような感覚があります。
🏖️「日焼けをする」は英語で何て言う?
たとえば、「この前、海に行って日焼けした」――こんな表現、日本語ではよく使いますよね。
では、英語ではどう言うのでしょう?
✅ I got a sunburn.
✅ I got sunburned.
日本語訳の「する」から考えてしまいがちな”do”は使わず、英語では「get + 名詞」または「get + 過去分詞」の形で“状態の変化”を表すのが自然です。
つまり、「get sunburned」が英語らしいコロケーションです。
🧩 日本語と英語、“語のつながり方”の違い
日本語では「日焼け+する」のように、名詞に「する」をつけて動詞化する表現がよくあります。
一方、英語では「する」ではなく、“どんな動詞と一緒に使うか”が大事。
同じ意味でも、動詞の選び方ひとつで「英語らしさ」が決まります。

💬 “Hit the road”と「茶をしばく」は同じ?違う?
最近、以下のような考察・比較を見かけました。
ファミレスでもしばく?とか、なんでも結構“しばく”で通じる⁉
「茶をしばく」の「しばく」って、英語で言う hit the ~ と似てる?
たしかに、英語にも:
hit the road(出発する)
hit the gym(ジムに行く)
hit the town(街へ繰り出す)
など、"hit + 行動・場所" で動作を表す表現があります。
語感やテンポの面では「茶をしばく」に近い雰囲気があるかもしれません。
🟨 でも、それはコロケーション?
このような表現を「コロケーション」として紹介されているケースも見かけましたが、ここでは少し立ち止まって考えてみたいと思います。
結論から言えば、
"hit the road" や "hit the town" はコロケーションではなく、「イディオム(idiom)」として扱われるのが一般的です。
つまり、「語の組み合わせから意味が読み取れる」コロケーションとは異なり、意味が固定化された慣用表現です。
また、「茶をしばく」は関西地方の方言スラングであり、地域性・砕けた文体・一過性などの特徴から、一般的なコロケーションとは区別されます。

🤝 視点の違いを受け入れつつ、学習者に役立つ区別を
もちろん、こうした語感の似た表現に注目する視点はとても面白く、言語に対する好奇心を刺激する大切な切り口だと思います。
「なるほど、こんなふうに英語でも“勢いのある言い回し”があるんだな」と感じるきっかけにもなります。
ただ一方で、学習の段階では コロケーション、イディオム、スラングを区別して捉えることが、表現を正確に使い分ける助けになります。

🎯 まとめ:語感のズレを楽しみながら、正しく使う
語感が似ているからといって、すべてが同じ分類になるとは限りません。
でも、こうした「似ているけど違う」表現に注目することは、語彙の幅を広げたり、感覚を磨くうえでとても大切です。
👉 Part 2では、「コロケーション感覚」をどう育てていくか?
具体的な例とともに紹介します。
