なぜ問題社員より優秀な社員が先に辞めるのか?見えない組織崩壊を招く本当の原因とは
「辞めるのは問題社員だと思っていた」
「真面目で仕事のできるあの人が辞めるなんて思わなかった。」
経営者や店長から、この言葉を聞く機会は少なくありません。
一方で、遅刻が多い人、愚痴ばかり言う人、周囲とのトラブルが絶えない人は、なぜか長く残り続けることがあります。
本来なら逆であるはずです。
会社に貢献している人が残り、問題のある人が去る。その方が自然です。
しかし現実は違います。
実は、優秀な社員ほど「辞める選択肢」を持っているからです。
そして問題社員ほど、「今の環境に依存している」傾向があります。
ここに、多くの会社が気付かない落とし穴があります。
優秀な社員は我慢強い
優秀な社員には共通点があります。
責任感があります。
周囲への配慮があります。
自分が頑張れば何とかなると思っています。
だからこそ、不満をすぐには口にしません。
人手不足でも頑張ります。
新人教育も引き受けます。
クレーム対応もします。
急なシフト変更にも対応します。
しかし、それは不満がないという意味ではありません。
むしろ、「これ以上迷惑をかけたくない」「自分が頑張れば」と思っているからこそ、限界まで耐えているのです。
そして限界を超えた時、突然辞めます。
周囲からすると突然です。
しかし本人の中では、何カ月も前から退職へのカウントダウンが始まっています。
問題社員はなぜ辞めないのか
一方で、問題社員はなぜ残るのでしょうか。
理由は単純です。
今の環境が、自分にとって居心地が良いからです。
多少仕事ができなくても許される。
遅刻しても大きく叱られない。
周囲がフォローしてくれる。
真面目な人がカバーしてくれる。
つまり、「困らない」のです。
さらに、他社へ転職しても同じように通用する自信がない場合もあります。
だからこそ現状維持を選びます。
これは本人だけの問題ではありません。
本来評価されるべき行動と、改善されるべき行動が曖昧な組織に原因があります。
頑張る人ほど損をする職場ができあがる
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