「妻が退院して気づいた、1人で子育てする時との大きな違い」
昨日、やっと妻が退院した。
骨折で入院していた妻が家に戻り、預かっているダウン症の子と、俺と、妻。久しぶりの3人生活が再び始まった。
学童が終わって子供が家に帰ってくると、子供は満面の笑みで妻に駆け寄った。その笑顔を見て、俺の肩から一気に力が抜ける。
あぁ、やっと戻ってきた。
あと1人で子供を見ている時と比べると、やっぱり心の余裕が全然違う。
子供が話しかける相手が2人に増えるだけで、こちらの負担はぐっと軽くなる。
もちろん、俺も人間だ。
機嫌が良い時もあれば、そうでない時もある。
子供にあたるようなことは絶対したくない。
けど、現実はそうキレイごとばかりじゃない。
同じことを、何度も何度も聞かれる。
「晴れ?」
「明日晴れ?」
「晴れは?」
最初は笑顔で答える。でも、5回目、10回目ともなると、さすがに疲れが出てくる。
最後の方は「自分で見てごらん」と素っ気ない返事になってしまう。
その瞬間、自分でもハッとする。
あ、今の言い方、余裕なかったな…って。
妻がいると、その質問を受ける役割が分散される。
それだけで、こんなにも気持ちが軽くなるのかと実感する。
子供は、無邪気だ。
無邪気で、純粋で、まっすぐ。
だからこそ、時にこちらの感情を揺さぶってくる。
イライラする自分に、嫌気がさすこともある。
だけど、思うんだ。
「無理しなくていい」って。
楽しい時は全力で一緒に楽しめばいい。
気分が乗らない時は、淡々と最低限だけ対応すればいい。それでいい。
だって俺たちも人間だから。
完璧な親なんて、どこにもいない。
大事なのは、壊れないこと。
そして、少しでも笑顔でいられること。
今日は、妻が退院したばかりで仕事に行かないといけなかった。
でも明日からは、少し長めのお盆休みが始まる。
やっと、家族3人で過ごせる時間がある。
この休みは、子供としっかり楽しむ。
たくさん遊んで、笑って、思い出を作る。
そう思いながら、帰宅後のリビングで3人分の笑い声を聞くだろうな。
その声が、今の俺にとって何よりのご褒美だ。
