現役技師が教える“夏の検査あるある”
「最近ずっと疲れてる気がする…」
そんな“夏バテ”、実はちゃんと検査数値に出ているかもしれません。
【はじめに:夏バテと検査の意外な関係】
連日の猛暑で、「だるい」「頭が回らない」「食欲がない」という声をよく聞きます。
でもその体調不良、実は検査値に変化が出ている可能性があることをご存じですか?
私は普段、病院で働く臨床検査技師として、日々の検査値とにらめっこしています。
そしてこの季節、とくに「夏特有の数値変化」に注意しています。
この記事では、そんな“夏の検査あるある”を、技師目線でわかりやすくお伝えしていきます。
🧪 なぜ夏に検査値が変わるのか?
夏は体調を崩す人が増える時期ですが、それと同じくらい検査値のブレも増えます。
その理由の多くは、次のような体内環境の変化によるものです。
① 脱水による“濃縮”
汗をかく量が増え、体内の水分が失われると、血液が濃くなります。
代表的な変化:
• Hct(ヘマトクリット)↑
• Cre(クレアチニン)↑
• TP(総タンパク)↑
数値だけ見ると腎機能悪化にも見えますが、実は脱水の影響だったなんてこともよくあります。
② 食欲低下による“栄養不足”
食事が摂れなくなると、栄養状態を反映する検査値も下がります。
• Alb(アルブミン)↓
• Na(ナトリウム)↓
• Hb(ヘモグロビン)↓(栄養性貧血)
特に高齢者は、食べないことに自覚がない場合も多く、“数値が先に教えてくれる”こともあります。
③ 発汗による“電解質バランスの崩れ”
汗にはナトリウムやカリウムも含まれるため、体内の電解質バランスが変化します。
• Na(ナトリウム)↓ : 脱力感や意識低下の原因に
• K(カリウム)↑/↓ : 不整脈や筋力低下を引き起こすリスク
意外と見逃されがちですが、発汗が激しい人や屋外での仕事をしている人にはよく見られます。
ちなみに私はこんな人です⬇️
こんな趣味も持ってます❣️
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検査の数字は、体の声です。
夏の体調管理のヒントを、数字の裏側から一緒に覗いてみませんか?
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