40代後半で思い切った転職──家族のための決断が人生を問い直すきっかけになった
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子どもの未来を守るために選んだ転職。
でもその選択が、思いがけず「自分の人生をどう生きるか」を問い直す時間をもたらしました。
実はこのキャリアについては、これまで深くは語ってきませんでした。
今回は、僕が40代後半で転職を決意した背景を、少し赤裸々に書いてみようと思います。
平凡な家庭からのスタート
僕は、ごく普通の会社員の父と母の間に生まれました。
4歳上の姉がいて、平凡といえば平凡な家庭で、小学校から大学までを過ごしました。
中学からはサッカーに夢中になり、高校もサッカー一色。
大学では教師を目指しましたが、フワフワとした生活を続けるうちにその道をあきらめました。
「これといったやりたいこと」があったわけではなく、大学卒業と同時に大手百貨店に就職。
そこでバイヤーとして商品政策やマーケティングを学び、キャリアを積み重ねていきました。
好きだった前職と、迫り来る現実
前職の百貨店での仕事は、とてもやりがいがあり、心から好きでした。
新しい商品を見つけ、どんな風に売り出せばお客様に喜んでもらえるかを考える時間は、まさに自分の原点ともいえる経験でした。
しかし、業界全体は厳しい環境に突入していきます。
景気の影響もあり、ボーナスのカットが始まったのです。
当時はまだ子どもが小さく、将来のことを考えると「このままでは生活が厳しくなる」と不安を覚えるようになりました。
親として「子どもにはできるだけ広い選択肢を与えてあげたい」という思いが強くなり、
40代後半で思い切った転職を決意することになります。
新しいキャリアと、心に残った葛藤
異業種への挑戦でしたが、前職での経験を評価していただき、年収はむしろアップ。
その後もキャリアを重ね、役員という立場をいただけるまでになりました。
一見すれば「順調」そのもの。
でも、心の奥では常に「この生き方でいいのか?」という問いが消えませんでした。
経済的な安定を手に入れた一方で、
「本当にやりたかったことはこれなのか」
「お金に魂を売っただけではないか」
そんな葛藤に悩まされる日々が続いたのです。
伊勢神宮での気づき
あるとき、初めて伊勢神宮を参拝しました。
そのとき、ふと心に浮かんできた言葉があります。
「自分がどうこうよりも、誰かの役に立つことをしてみよう」
それは突然のようで、でもどこか自然な感覚でした。
今までは「家族のため」と走ってきました。
これからは、家族も含め、もっと多くの人の役に立てる生き方をしたい。
そう心から思えたのです。
インプットからアウトプットへ
思い返せば、経済的に苦しかった時期でも、本だけは我慢せずに買い続けていました。
気づけば読んだ本は6000冊以上。
知識は増え続けましたが、その多くは頭の中で眠ったまま。
「頭でっかちになって、結局動けない」自分に何度も嫌気がさしました。
でも、立ち止まっているだけでは何も変わらない。
考えているうちに人生が終わってしまう――。
そんな危機感から、「今こそアウトプットを始めよう」と決めました。
このnoteは、その小さな一歩です。
完璧ではなくても、まずは始める。
始めなければ改善もできないし、未来も変わらないのです。
おわりに
そして心のどこかで思うのです。
「誰かの役に立つためにしたことの先には、いったいどんな世界が広がっているのだろう?」
その答えを探す旅こそが、これからの僕の挑戦なのかもしれません。
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