レゾナックの企業理念
レゾナックをご紹介します。
レゾナックは2023年に昭和電工と日立化成が統合してできた機能性素材を提供している会社です。
ビジネスインサイダージャパンに「バリューなき人材は淘汰される。レゾナック“怒りのJTC改革”が示唆する、AI時代に企業が直面する現実」という記事があり、
「2026年は、レゾナックのバリュー(企業の価値観)を持っていない人材に対して、相応のコミュニケーションを取る年になると思っています」という高橋社長の談が冒頭で語られていました。
高橋氏は昭和電工の社長も担う、プロの経営者です。
半導体分野への集中投資を進め、事業売却は今年度末までに18事業に達するようです。
HBM(ハイバンドメモリー)用の絶縁接着フィルムやサーマルインターフェースマテリアルという放熱材などが、AIの拡大で強烈な追い風を受けています。
レゾナックは東京都港区にあり、半導体だけでなく、リチウムイオン電池材料、機能性化学品、樹脂材料など、たくさんの製品を提供している会社です。
自社を「共創型化学会社」と位置付けています。
HDの創業年は1939年で、昭和電工の創業年を選択しています。
レゾナックの創業年は1962年で、日立化成の創業年を選択しています。
長い方から数えて87年になります。
連結の社員数は23,936名にもなる大きな会社です。
<企業理念(パーパス)>
「化学の力で社会を変える」
先端材料パートナーとして時代が求める機能を創出し、グローバル社会の持続可能な発展に貢献する
<バリュー(大切にする価値観)>
「プロフェッショナルとしての成果へのこだわり」
〇仕事に情熱と誇りを持つ
〇実力主義、成果にこだわる
〇結果、グローバルで認められる一流としての実力を持つ
「機敏さと柔軟性」
〇挑戦を称賛し失敗に寛容になる
〇思考と行動に柔軟性とスピードを持つ
〇結果、組織としての基本速度をあげる
「枠を超えるオープンマインド」
〇互いへの信頼と尊重を示す
〇オープンに、領域を定めず関わりあう
〇結果、内外のステークホルダーとの共創を実現する
「未来への先見性と高い倫理観」
〇化学と真摯に向き合う
〇数世代先の未来を見通す先見性を持つ
〇化学技術への自律した倫理観と全てのステークホルダーに対する誠実さを持つ
CEOメッセージには「”日本発の世界トップクラスの機能性化学メーカー"へと変革することを目指し、さまざまな施策を打ってきた」とあり、
「人的資本経営の徹底と企業文化の醸成で共創を生み出す」
として、
「これまでやってきたこと、今考えていることを着実に続けていけば、その先にレゾナックの企業価値の向上、そして従業員の幸せを描くことができる」とあり、同じ価値観で共創していける人たちを大切にしていく在り方に感じました。
「Resonac」は、英語の「Resonate:共鳴する・響き渡る」とChemistryの「C」を組み合せた社名です。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
「相応のコミュニケーション」には、組織としての在り方に厳しさがあるのと同時に、人を大切にしていく在り方の両面があります。「むちゃくちゃJTCだった」という組織文化改革も断行しています。
JTCというのは「Japanese Traditional Company」の略で、伝統的な日本企業というだけでなく、ネットスラングとして「昭和時代の体質や古い企業文化を色濃く残す企業」という意味もあります。JTC改革に伴い官僚的在り方や忖度や例外などは排除されていきますね。
