数字で見られ続けた彼に、“おばさん”がかけた一言*おばさんの特権*
体の健康サポートのことも綴っています。https://jp.bloguru.com/NAOMI/531981/2025-06-24
製造部のリーダーとして働く38歳の彼は、
毎月のように“工数”と“人件費”の数字で評価されていた。
上司からは「もっと効率よく回せ」と言われ、
部下育成にも追われる日々。
成果が出ても、「次も頼むぞ」と言われるだけで、
どこか“足りない”気がしていた。
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そんなある日の雑談で、彼はふっと表情をゆるめた。
「最近マフィン作ったら、子どもがめっちゃ喜んで」
「キッチンカーで売りに行こうかって、奥さんに言われましたよ〜笑」
「上司の机の上って、すごいんです。
部下の心配してる場合じゃなくて、自分の心配して〜って感じです。笑」
「子どもの寝かしつけで一緒に寝落ちしちゃうから、
その分、朝4時に起きて本読んでるんですよ。朝活です」
…気づいたら、私、笑ってた。
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彼の話は、いつもどこかユーモアがあって、
人のことをよく見ていて、
つい引き込まれてしまう。
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だから、こう伝えた。
「あなたのお話って、周りを明るくしてくれるよね。
私、いつも楽しいの。つい、笑っちゃう」
彼はちょっと驚いたような顔をして、
それから少し照れたように笑った。
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たぶん、その言葉は、
彼がいちばん言われたかったことだったんじゃないかと思う。
数字では測れない、
人としての強みを、誰かに見てもらえたという実感。
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「おばさんの特権だよね」って思う。
若い人が言うと気を遣わせちゃうような言葉も、
私たちの年代が言うと、
どこか安心して受け取ってもらえる。
年齢を重ねるって、
“言葉の深さ”を持てるようになることでもあるんだと思う。
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彼の強みは、数字よりも「人とのつながり」で職場を照らすこと。
それは、ただ効率化を求める上司には、なかなか見えない。
でも、ちゃんと誰かが見ていれば、それでいい。
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結果を出すことだけが、強みじゃない。
誰かの笑顔を引き出せる人は、
それだけで、職場にとっての“光”だと思う。
彼はまた来ます!って走って行った。
