「Levi’s501」とB'z
来月から始まる、ワールドベースボールクラシック2026のNetflix公式テーマソングは「タッチ」だ。
テレビから流れる歌声を聴いて「あれ?」っと思いつつ「んなわけ、ないか…」と思っていたけれど、やっぱり、んなわけ、あったのだ。
稲葉さんだ、B'zの稲葉浩志さん。
2024年の「紅白歌合戦」ではB'zのお二人が登場し、それはそれは(わたしは)盛りあがった。
むかし、お兄さんだったお二人も、すっかり「イケオジ」となり、にもかかわらず、あの艶のある伸びやかな歌声は健在。
松本さんのギターもさすが「グラミー賞」受賞者だ。
松本さんあっての稲葉さん、稲葉さんあっての松本さんなのだ。
この人たちは、わたしが、ぼんやりしたり、もたもたしてる間も努力を惜しまず、第一線で活躍し続けてきたのだ、と思った瞬間、胸が熱くなった。
中学時代にファンになって、もう35年にはなる。
平成初期「銀座ジュエリーマキ」のCMでB'zの「Easy Come, Easy Go!」を知った。
あのCMは、なかなか攻めた感じで、ナウくて、どの曲もヒットしたものばかりだった。
バブルがまだ弾ける前の曲は、歌詞も曲自体もキラキラしてカッコよかった。
中学生だったわたしはそのCMでB'zのファンになった。
以来、楽しいときも、悲しいときも、頑張り時も、いつもB'zの曲とともに過ごし、今に至る。
中学3年生のある日。
B'zが表紙になった「ギターブック」か「ベストテンほっかいどう」かで、ボーカルの稲葉浩志さんが「Levi’s501」を履いている、と知った。
翌日、隣の席の、同じくB'zファンで、いつもCDの貸し借りをしているクラスメイトに「Levi’s501」の話をすると彼は、事細かにそのデニムについて教えてくれた。
「Levi’s501」はフロント部分がファスナーではなくボタンフライになっていること、そして尻ポケットに付いている「赤タブ」のリーバイスは大文字の「E」のものが希少価値が高いのだと(今はほとんど大文字のようです)。
ふだん、あまり物欲はなかったが、「Levi’s501」はどうしても欲しくなった。
しばらく逡巡したものの、お年玉を持って隣の校区にあるジーンズショップへ友人に付き合ってもらい、自転車を走らせた。
たしか9,000円からほんの少し、お釣りがくるくらいの、中学生にとっては非常に高価なものだった。
人生初の、思い切った買い物だった。
それからは、つねにそれを履いていた。
たくさん履いて、良い感じに育った頃、姉に譲ったような気がするが、記憶は定かではない。
いまも「Levi’s501」が好きだ。
はじめて買ったデニムだから思い入れがあるのかもしれない。
それに、この型番のデニムを履くと中学時代のことを思い出すのだ。
いま、手元にあるのは大人になってから買った501だ。
買った当時から体重がだいぶ増えてしまったので、しばらくは履けなかったが、最近、ボタンフライが全て留まるようになった。
1月から通い始めた、chocoZAPのおかげだ。
しかし、まだまだ道半ば。
目標達成したら、サイズダウンした「Levi’s501」を買おう、と思っているのだが、いつになることやら…
