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繊維のおはなし ナイロン(合成繊維)

さあ!合成繊維です!

まずは、合成繊維の先駆けとなった「ナイロン」(ポリアミド系)です。
アメリカのデュポン社のカローザース氏研究開発した「ナイロン66」。
『石炭と空気から作られた、鉄よりも強く、蜘蛛の糸のように細い繊維』
といったキャッチコピーを聞かれた方もおられるのではないでしょうか。

当時は婦人用のストッキングに多用され、日本が輸出していた高級品の絹のストッキングをあっという間に凌駕しました。

また「ナイロン6」というのもあって、こちらはドイツが開発し1943年に工業化、日本では戦後の1951年に東洋レーヨン㈱(現在の東レ㈱)が工業生産をはじめました。

ナイロン6とナイロン66の違いはそんなにはありません。
引っ張り強さ、耐屈曲性に優れ、軽く、耐摩擦性は綿の約10倍強度があります。
違いは融点で、ナイロン66は約265度、ナイロン6が約215度となります。
少しの力でも伸び・柔らかいので靴下や肌着、パンティストッキング、ランジェリー、スポーツウエアなどに使われるほか、他の繊維と混紡しても使われています。
他にも、カーペットや釣り糸、エアバッグの基布としてゴム配合物をコーティングして使われたりもしています。
デメリットとして、(融点は高くても)熱に弱いこと。乾燥機やアイロンの温度には注意が必要です。
そして直射日光(紫外線)によって黄変や色褪せしやすいこと、吸湿性が低いことがあります。

合成繊維は静電気が起きやすくなりますが、繊維の組み合わせで軽減することが可能です。
これについては、また別の機会に書いてみたいと思います。

今日の担当はうおやんでした。

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