アーティストデートとシンクロニシティ
近頃、いつ僕は僕のことを驚かせてやっただろう?
そんな疑問を解消するために、
僕は電車で一時間かけて、とあるスーパー銭湯まで来てみた。
アーティストデートという考え方
「アーティストデート」という言葉がある。
ジュリア・キャメロン著『ずっとやりたかったことをやりなさい』で提案されている、自分自身とデートをする時間のことだ。
他にも、RADWIMPSの「会心の一撃」には、こんな歌詞がある。
「近頃いつ僕は僕の事を、驚かせてやってあげたかな。
逃げられてしまう前に早いとこ
一生お前についてくって言わせてやる」
この歌を聞くたびに、
「アーティストデートをしなければ」と思い出させられる。
スーパー銭湯=極楽説
ところで、僕は昔からスーパー銭湯はほぼ「極楽」だと思っている。
タモリさんは花見をしている人たちを見て
「それぞれが飲んだり、子供たちはボールを投げて遊んだりしていて、それを見たら“これが極楽だよね”」と思ったという話をしていた。
スーパー銭湯も同じだ。
空調の整った休憩所は寒くも暑くもない。
好きな時に好きなだけお風呂に入れる。
ご飯も食べられる。
そして、だいたいみんながご機嫌でいる。
この景色はタモリさんが花見で感じた極楽と同じだと思う。
行先を決めない、という選択
経済学者の成田悠輔は
「聞いたこともない、できればランダムに選んだ場所に突然旅行に行くような体験」を勧めていた。
テレビ番組の『水曜どうでしょう』のサイコロの旅のように行先はサイコロに任せて、起きたことをただ面白がるような旅を薦めているのだと思う。
そんな中で、VTuberグループのReGLOSSが
とあるスーパー銭湯とコラボをやるというニュースを見た。
これらの事情が重なり、アーティストデートと称してReGLOSSとコラボをしているスーパー銭湯に行ってみることにした。
そして、どうせなら、さらに自分を驚かせるために
少し遠くの、行ったことのない店舗まで足を延ばすことにした。
意味のある偶然、のようなもの
目的地までは電車で1時間くらいかかった。
道中でYouTubeのミックスリストを聞いていると、
儒烏風亭らでんの「1/6の夢旅人」の歌ってみた動画が流れた。
水曜どうでしょうの主題歌を歌うらでんさんが所属するReGLOSS。
そのReGLOSSとコラボしている目的地のスーパー銭湯の名前は『極楽湯』だ。
これらの偶然の一致は、
かつてユングが「シンクロニシティ」と呼んだ、
「意味のある偶然」なのかもしれないと思った。
一生お前についていく
アーティストデートと称して、
なるべくランダムな思い付きで行先を決め、
水どう的偶然に身を任せていたら、
ちゃんと極楽にたどり着いて驚いた。
なので、僕はこれからも僕についていこうと思った。
ちなみにこの文章はたどり着いた極楽湯で書いている。
いいなと思ったら応援しよう!
読んでいただけることが一番の報酬です。
無料で誰でもアクセスできることに価値を感じているため、お気遣いは一切不要です。
もし過分なご厚意をいただいた場合には、社会貢献活動などへ寄付させていただきます。