【市場の歪み】ナスダック100は年末に向けて伸びる?データが示す「夏枯れ調整」と「年末上昇」の数理

​こんにちは、めがもじゃです。本業では化学研究者としてデータの整合性を検証し、個人投資家としては市場の歪みをロジカルに突く運用を行っています。

​新NISAの普及とともに、オルカンやS&P500だけでなく「ナスダック100(NASDAQ100)」をポートフォリオに組み入れる投資家が急増しています。しかし、足元では一時的な停滞や「米国株バブル崩壊論」がメディアを賑わせ、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

​現在のような不透明な局面こそ、主観や感情を徹底的に排除し、企業業績(ファンダメンタルズ)と歴史的データを「因数分解」してロジカルに未来を予測する必要があります。

​今回は、現在の株価停滞の本当の正体と、2026年後半の相場が描く極めて合理的なメインシナリオについて、客観的な数値データを基に解説します。

​1. なぜ今、米国株は停滞しているのか?「株価の数理」

​直近では主要企業の決算が極めて好調であるにもかかわらず、株価が上値の重い展開を続けています。このギャップは、株価を決定する以下の基本方程式で説明できます。

株価 = EPS(1株当たり利益) × PER(株価収益率)

  • EPS(企業の実力): 極めて堅調です。直近決算では、エヌビディアの純利益が前年同期比3.1倍、ブロードコムが1.9倍、サムスンが19倍など、企業の稼ぐ力は異次元の強さを見せています。

  • PER(投資家の期待値): これまでの急ピッチな株価上昇により、投資家の「期待値(PER)」が実態以上に膨らみすぎていました。

​現在の停滞・下落は、「企業の実力(EPS)が伸びているものの、膨らみすぎた期待値(PER)が適正水準へ戻ろうとする調整局面」にあります。

​この調整が入らず、期待値(PER)だけで株価が上がり続ければ、それこそが本物の「バブル」となり、将来的に破滅的な大暴落を引き起こします。足元のうねうねとした停滞は、長期的な上昇トレンドを維持するために必要な「健全なガス抜き」なのです。

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