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「パラダイス」を求めて

この世に「パラダイス」なんて存在するのだろうか。

時々、そんなことを考えてしまう。

私にとってのパラダイスというと、何だろう。

平穏でありながら、どこかワクワクさせてくれる場所。
そして、幸せを感じられる場所だろうか。

そんな都合のいい場所があるのかどうかもわからない、笑

それでも私は、何度も「向こう側」にそれを探しに行ってきた気がする。

留学も、転職も、旅も。

何かを変えれば、今よりも少しよくなる。
場所を変えれば、自分も変われる。

単純な私は、そんなふうに信じていた。

結果、「パラダイス」は見つからなかった

そんなとき、ふと、伝説の黄金郷エルドラドを求めた探検家や、よりよい生活を求めてアメリカに渡った移民に思いを馳せる。

彼らの多くは「パラダイス」を追い求め、大きな犠牲や苦労を味わった人たちだ。

私自身はそんな壮大な人生ではないけれど、「向こう側に幸せがある」と信じる点では同じかもしれない。

実際にそこに辿り着いてみると、夢見ていたほど眩しくはなかった。

むしろ、そこにもまた別の不安や退屈や孤独があった。

これって、人間の特性なのではないか

何も、物理的な距離の話だけではない。

新しい場所。
新しい仕事。
新しい人間関係。
新しい自分。

人はいつも、今いる場所ではないどこかに、幸せを求めにいく。

それでも、私はまだ「パラダイス」を目指すのだろうか

――地球上にはパラダイスがなかったので、宇宙に行ってきます。

そんなふうになってしまうのではないかと、自分の行く末が少し不安になった。

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