Photo by
gurugurupanda002
便利だけど「面倒な」世界
最近、便利になったはずの世の中で、"便利ではない" 日常に触れることが多くなった。
世代によってとらえ方は大きく変わるが、特に高齢者にとっては、明らかに不便になっている。
今まで道ばたでつかまえていたタクシーも、今はアプリで呼び出すのが普通だし、スーパーのレジには人がいない。
キャッシュレス決済の場合は、スマホがないと苦労する。外食するにもメニューはQRコードから注文する店が増えている。
私の母はスマホを持っているけれど、使うのはLINEとニュースを見るくらいだ。
アナログ世代ではあるけどデジタルに適応している私でも、アプリをインストールするの嫌だな、と思うことがあるのだから、母のような高齢者にとっては、面倒な世の中に違いない。
生きていくためには、時代についていくしかないのだろうか。年をとってから学ぶのって結構大変だ。
いわゆるデジタルネイティブの世代が高齢者になったときは、このような状況は生じないのか。
もしくはデジタルをはるかに超える世界が待っていて、彼らですら、億劫になり生きにくい時代を迎えるのだろうか、想像もつかない。
ただ重要なのは、「便利さ」は、誰にとってのものなのか、ということだ。
そう考えると、この世界は、まだ便利になったとは言い切れないのかもしれない。
