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人の声って、顔よりも記憶に残る?
いつものようにボーっとしていたら、不思議なことに気が付いてしまった。
人の顔や名前は簡単に忘れてしまうのに、声だけはなぜかはっきりと覚えているということだ。
好きな人はもちろん、苦手だった人の声も。そしてはるか昔に遡って、小学校時代の同級生の声までも。
これって、私の聴覚が異常に鋭いのか、それとも、人はもともと声のほうが記憶に残りやすいのか。
おそらく後者だろう、笑。
推理小説やサスペンス映画でも、声がテーマのお話は結構ある。
松本清張の小説『声』を思い出すまでもなく、人は顔よりも、声によって記憶されているからかもしれない。
声でその人をイメージし、話し方で人柄もみえてくる。
自分の声はどうかと言われると、正直好きになれない。
仕事でインタビューして、後で録音した声を聞くと、自分が話しているパートは思わず早送りしたくなるくらいだ、笑。
話し方もきつくなることがある。誰かの記憶にせめて優しい印象だけでも残せればいいな、と急に穏やかなトーンで話し始める自分に気づく。
耳に残る記憶は、なかなか消えない。
