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困難の中にいる時、あなたは「物語」を描いている。

幸福で安全な時代は、
歴史の上では白紙になる。

フリードリヒ・ヘーゲル

歴史を学ぶと
平和な時は、
あまり文献として残らず、
混乱の時は多くの文献が残っている。

ともに同じ、
過ぎた年月であるはずなのに。

例えば、
長く続いた江戸時代は
前半と幕末とが特筆すべき出来事が多く
平和な中間の時代は
あまりクローズアップされない。

おもしろ味は、混乱の中にある。

私たちは
平和な時代を望むけれど、
なんだかんだと
激動の時代を生きている。

つまり、

おもしろい時代を生きている。
って ことなのですよね。

成長とは安定の中では
決して起こらない。

人間や社会も
矛盾や衝突の中で変化しているのです。

進歩とは、
調和ではなく、
衝突の産物なのである。

フリードリヒ・ヘーゲル

「幸福で安全な時代」とは、
矛盾が表面化せず
何も生まれない静止状態を意味する。

苦難の中にこそ、人間の成長がある。

安定した職、平穏な日常、変化のない人間関係。
それらはたしかに安心をもたらしてはくれるが
そこに面白みはない。

「物語」とは、矛盾と葛藤の記録なのです。

歴史に残るのは、
戦いや苦悩、革命や試練の時代なのです。
それらは「自分をつくりかえる」瞬間なのです。

衝突こそが、
生の証である。

フリードリヒ・ヘーゲル

生きることそのものが
歴史なのかもしれない。

衝突を避けるよりも
その中で何を学べるかを考えてみる。

困難を、
「ただの不幸」として片付けるのではなく
それを通して
「何が自分の中で変わろうとしているのか」
を見つめるきっかけとする。
その視点こそが
個人の歴史に「歴史」を生み出すのです。

困難の中にある時、
あなたは自分の「物語」を
描いているのです。

人間の歴史とはつねに痛みの歴史である。
その痛みの中にこそ理性の火が灯る。

フリードリヒ・ヘーゲル

もしも、人生の困難に直面しているなら
それは決して無意味ではないのです。
あなた自身の歴史が、
動いている証拠なのです。

幸福で安全な時間が続く時
人は眠っている。
けれども、
人は苦しみの中で目を覚ます。
そして、
その瞬間にこそ歴史がはじまるのです。

その時まさに、
あなたは「物語」を
描くことになるのです。


幸福で安全な日々を願うことは悪ではない。
けれども、
そこに安住しすぎると、
人は生きる力を失う。

痛みを避けず、矛盾を抱え
挑戦を続けるとき
人ははじめて
自分という歴史を生きるのです。
そして、
その生の軌跡こそが
のちに語り継がれる「物語」となるのです。

あなたの人生の「物語」を描こう。

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