「人生で起きること、全て良きこと」

この言葉は私が敬愛する田坂広志先生の言葉ですが、この境地に達すると全ての物事が自分を祝福してくれているかのようになります。

祝福というと誤解があるかもしれませんが、言い換えると起きること全ては自分を生かしてくれる、正しい道へと進む可能性を与えてくれる出来事であるという意味です。

宗教のようで少し怖いですが、そういう意味ではなく、”生きる”というただ1点に集中するという意味を指しています。

彼曰く、生きるという事柄から見たら、些細なことが山ほどある。
そして、その1点に集中できれば自然と道は開けると言っています。

どういうことかというと、自分にとって困難な出来事は、そこから何かを気づくための投げかけだということ。

そこから何を気づき、理解するかがその人の人生を形作ると言っています。

何が起きるかは制御しにくいところがあります。正直運もあるでしょう。
多少のことは、自身の生活習慣や考え方で制御できるとは思いますが、それでは制御咳ない出来事もたくさんあります。

ではどうするか、その出来事が起きた時にどのように意味づけ、理解するかは自身に残された選択肢になります。

よくいうポジティブ心理学とは似ているようで、似ていない。。。
と私は理解しました。

つまり、苦しい出来事を必ずしもポジティブに捉えるというわけではないのですが、どういった意味があるか、ここから何を気づくべきかと捉えていくことは重要であると先生はおっしゃっています。

また、”成功”ではなく”進化”を追い求めることが重要とも言っています。

そもそも、成功というのは誰かが形作った意識なので、それに乗っかるのではなく、自分をみたときに昨日よりも、昨年よリモ、10年前よりも進化できているかという基軸で捉えるのが良いと言っています。

そのような捉え方をする上で、もう1つ重要なのが”生きる”という1点で考えるということです。

そこに焦点化できた時に、人間の底力と言いますか、胆力が湧き上がってくると言いますか、そのような表現をされています。

これは必ずしも強い力を指しているわけではなく、静かなパワーもありますし、動かないパワーもあります。

いずれにしても生きるということから考えれば、些細なこと、瑣事なことと思えることは出てきます。そして、逆に些細なこと瑣事なことを大切にすることでより借り物であるこの世の中を生きていけるという本質もあります。

田坂先生の考え方については著書が最もわかりやすいですが、また語ってみたいと思っています。


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