【セラーさん必見】新商品をトレンド入りさせるために【やるべきこと】
こんにちは、山下智博です。
今回の「売れTik」号外は、11月第3週(11.16〜11.22)のレポートをもとに、「新商品がトレンドに入っていく瞬間」をテーマにお話ししたいと思います。
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この週は、全体の販売数が35万件(前週比+14.36%)と上昇しながらも、
ライブ配信回数は4,000回(前週比−290)と少し落ち着きを見せた週でした。
でも、面白いのはここからです。
「落ち着いた週」にこそ、新しいトレンドの芽が見えてくるんですよね。
トレンドを作ったのは、“お米”でした。

はい。今回、食品カテゴリが初めて2位に入りました。
主役はなんと先週に引き続き「新米」です。
しかも、ただの食品ブームじゃなく、ライブと動画の両輪で売り上げを伸ばしたのがポイントでした。

その象徴的なアカウントが、「47マルシェ」。
11月8日の本格開始からたった二週間で総売上2千万円以上を叩き出した、
いま最も勢いのある食品アカウントです。
47マルシェが面白いのは、「安いお米を売った」だけじゃなく、
“なぜ安いのか”を見せたことなんです。
トレンドを生んだ、“産地ライブ”という見せ方
彼らは生産者の声を拾い上げ、田んぼの様子や倉庫の出荷風景をそのまま配信していました。
いわゆる“産地ライブ動画”です。
この「透明化されたストーリー」が、視聴者の信頼を一気に引き上げました。

中国ではこうした“産地ライブ(溯源直播)”という文化がすでに定着しています。
生産・出荷・試食の様子をしっかり見せ、
「この値段には理由がある」という納得感を生むんです。
それがいま、日本にも入ってきました。
安全性や清潔さが強みの日本食品業界では、
むしろこの「見せる誠実さ」が最強の武器になる。
だから47マルシェは、“日本的誠実さを武器にした中国式ライブ戦略”でトレンドを掴んだんです。
これはもう、教科書的な成功例です。
新商品で“最初の山”を作るための2つのポイント
さて、トレンド入りを狙うときに大切なのは、「初速」と「損の設計」です。
商品がリリースされた瞬間、どれだけ赤字を覚悟してでも“最初の波”を作れるか。
これが、TikTokでバズを起こせるかどうかの分かれ目です。
たとえば47マルシェのお米は、5kgで3,000円台。
これ、正直ギリギリの価格設定です。
でもここにTikTokのクーポン施策が重なったことで、
「今買うしかない!」という心理が一気に動いた。
TikTokがいま、年末に向けて「クーポン施策」を大量投下しています。
この“波”に乗るためには、商品側が先に“損する覚悟”を持つこと。
これが最初の山を作る必勝パターンです。
赤字でも、「売れている」というデータが生まれれば、
次のバズ動画、次のライブ、そしてアフィリエイトの波が続きます。
TikTok内では“売れている商品”が優先表示されますから、
最初の1週間をどう爆発させるかがすべてなんですよね。
新商品がバズる条件:「映える」より「伝わる」
今週の新商品ランキングを見ても、上位に共通しているのは
「映える商品」ではなく「わかりやすい商品」です。

たとえば、ブラインドボックス。
開ける瞬間にワクワクがある、あれです。
中身がランダムというだけで、動画が成立してしまう。
つまり、開封の“体験”そのものがコンテンツになっているんです。
また、サンリオさんが入ってくると一気に安心感が増します。
手頃で認知度があるブランド商品は、TikTokとの相性が抜群です。
結局、どれだけ短い時間で
「何の商品なのか」「なぜ欲しいのか」「どんな体験ができるのか」
を伝えられるか。
その勝負なんですよね。
“個人勢”はもう限界? だからこそCATとTAPを使おう
そして、ここからが今週の本題です。
この数ヶ月で、個人のクリエイターが単独で上位に入ることは、
かなり難しくなってきました。
理由はシンプルで、いい商品が個人には回ってこないからです。
たとえば、フォロワー2,000人のクリエイターに
高品質なお米や美容商品を「どうぞ」と卸すショップはほとんどありません。
“誰に売らせるか”の選定が厳しくなっているんです。
ここでカギになるのが、CAT(Creator Affiliate Team)とTAP(TikTok Affiliate Partner)の存在です。
CATとTAPを「組み合わせて使う」時代に
まずCAT(クリエイターアフィリエイトチーム)は、
個人を束ねて商品を配分するチーム制モデルです。
TikTokが公式に認めている仕組みで、
「1人では交渉できないブランド案件を、チーム単位で受ける」ことができる。
一方、TAP(TikTok Affiliate Partner)は、
ブランドとクリエイターを橋渡しする認定パートナー企業。
TikTokの内部データをもとに、商品に合うクリエイターをマッチングしてくれます。
この2つをうまく使うと、
個人では手が届かない大型案件にも参入できるようになります。
しかも、TAP経由だとTikTokから公式キャンペーンの情報も届くので、
“バズる前に乗れる”ポジションを取れるんです。
47マルシェのように、「販売構造」から仕掛ける
いま、上位に入っている多くのアカウントは、
このCATとTAPの仕組みをうまく使っているんです。

たとえば、先週二位を獲得したランウェイ社長(お米動画で急上昇したクリエイター)も、TAP提携MCNを通じて商品を受け取り、ライブ販売を行っています。
個人では取れない案件を、組織的に仕掛ける。
これがTikTokコマースの“第二フェーズ”です。

これから新商品をバズらせたい人は、
「動画を作る」だけでなく、
「誰と組んで」「どのタイミングで」「どの商品を扱うか」を戦略的に設計する必要があります。
TAPで仕入れ、CATで拡散。
この“掛け算”が、トレンドを起こす新しい基本構造になっています。
ピックアップの本質:トレンドは「一番新しい×一番透明な」商品から生まれる
47マルシェが今週のピックアップとして紹介された理由は、
単に“新米が売れた”からではありません。
「最も新しい商品」かつ「最も透明に見せた商品」だったからです。
TikTokでは、「まだ誰も知らない新商品」ほど優遇されます。
そこにライブ配信×透明なストーリーを掛け合わせると、
アルゴリズムが“信頼度の高い商品”として認識してくれる。
つまり、新商品トレンドの鍵は、
「どれだけ正直に見せるか」なんです。
まとめ:新商品をトレンド入りさせるために使うべきもの
最後に、今日のテーマをまとめます。
最初の一週間は“赤字覚悟”で波を作る
クーポン期に合わせて「売れている感」を演出(実際に沢山売る)。商品選定は「体験が伝わるもの」から
映えるより“伝わる”。開封・比較・試食が最強。CATで仲間を増やし、TAPで仕入れを広げる
個人で戦うより、チームで仕掛ける時代。ストーリーは“透明さ”で勝負する
非公開部を見せる勇気が、信頼を生む。TikTokの波に早く乗る
新商品は“旬の一瞬”が勝負。
TikTokショップは、単なるECではなく、信頼と体験を掛け合わせたメディアです。
新商品をトレンド入りさせたいなら、
まずは**「損を覚悟で、透明に見せる」**ところから始めてみてください。
そして、CATとTAPという2つのレバーをうまく使いこなすこと。
それが、これからのTikTokコマースで勝ち残るための最短ルートだと思います。
以下、本文で紹介しきれなかったランキングです!



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