体に届く情報量と、カメラのタイプのはなし。
■頭の中の「防犯カメラ」の仕組み
自分の身の安全を守るための、頭の中の「防犯カメラ」。
そのカメラが映し出す景色には、いくつかのタイプがあるようです。
どれが良い悪いではなく、ただの「特性」の違いとして、日々観察しています。

タイプA:必要な情報だけをスマートに切り取るカメラ
目に入るもののなかから、文字や数字など「今、必要な情報」だけをすっきりと映し出す。
・映るもの: 今目の前にある、ほんの数個の風景だけ。
・状態:カメラ自体が自動で情報を選別するため、届くデータはとてもシンプル。 情報の波に翻弄されることがなく、すべてが自動で完結するような、フラットな軽さがあります。
タイプB:常に周囲に適応しようとフル回転する、多機能カメラ
周りの環境や相手の空気に合わせようと、常に全力で稼働している。
映るもの: 自分の周りの状況や、相手の顔色、細かい変化。
状態:「なんとかやりくりしよう」と頭をフル回転させているため、知らず知らずのうちに首や肩、目がガチガチに緊張しやすい。
タイプK:すべてを鮮明に映し出す、超高画質カメラ
いつも頭の中が渋滞を起こしているようで、文字が滑って読めないとき。
それは心が弱いからでもなく、生き方が間違っていたからでもなく、単にカメラがこのタイプだからかもしれません。
映画のようなはっきりとした映像ではなく、目に見えない空気感や、その場の気配、相手の感情といったものまで、丸ごと写し取ってしまう機能です。
映るもの: 木の葉の揺れ、通り過ぎた人の気配、その場の温度。
状態: 情報量が多すぎて、どれが必要か選別しきれず、大量のデータがそのまま脳に届く。
毎日、その大量の情報と向き合って、「自分にとって必要なものはどれだろう」と、体や神経をピリピリと緊張させながら1つずつ選別する負荷が実はかかっています。
そのため、あらかじめ「自分が何を求めているか」が分かっていないと、情報の波に溺れてパンクしてしまいやすい特徴があります。
私自身は、この「タイプK」に近い感覚を持っています。
(はっきりした映像が見えているわけではないのですが、とにかく受け取る気配の情報量が多いのです)
これまで頑張らないとこの社会についていけなくて、疲れやすいと感じていたこと。
頭がいつも重いと感じてきたこと。
あらゆることが、「だからだったのか」と、この仕組みを知ったことで腑に落ちました。
決して、心の弱さでも、生き方の間違いでもなくて。
「ただ、体の中に情報がいっぱいだったんだな」
「健気に、一生懸命頑張ってくれていたんだな」
今は、そんな風に思えています。
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