『大丈夫』が口ぐせになっていませんか。隠れた無理を見つける20のセルフチェック
「疲れてない?」
そう聞かれて、考えるより先に「いや、大丈夫」と答えている自分がいました。
自分の気持ちを確かめるより先に、言葉のほうが反射で出てしまう。
これ、ちょっと怖いことだなと思うんです。
「大丈夫」が口ぐせになっていると、自分が本当はどう感じているのか、
だんだん自分でもわからなくなっていくから。
僕の場合、それで気づかないうちに無理して頑張りすぎ、
過労で救急車に運ばれたことがあります。しかも二度も😭
無理って、している最中は、案外、自分では気づけないものなんですよね。
今日は、そんな「隠れた無理」にそっと気づくための、20のセルフチェックをお届けします。
なぜ、自分の無理に気づけないんだろう
やさしい人、まじめな人、がんばり屋さんほど、自分のことを後回しにしてしまいがちです。
特に感受性が豊かな人は、まわりのいろんなものを受け取るアンテナが高感度。
人の気持ちや場の空気に、無意識に気をつかって、知らないあいだに少しずつエネルギーをすり減らしていることがあります。
しかも、その我慢って、ひとつひとつは小さいんですよね。
「これくらい、普通だよね」
「みんなやってることだし」
そうやって自分に言い聞かせているうちに、小さなプチ我慢が積もり積もっていく。
だからこそ、定期的に立ち止まって、自分の状態をやさしく確認してあげることが大事だなって思います。
隠れた無理に気づく、20の質問
ここ最近の自分を思い出しながら、当てはまるものに、心の中でチェックをつけてみてください。
ひとつだけ、先にお伝えしておきたいことがあります。
これは、当てはまった数だけ「ダメ」を数えるチェックじゃありません。
チェックが多いほど、それだけ自分に無理をさせて頑張ってきたサイン。
このあと数で全体の状態も見ていきますが、それは「ダメ度」じゃなく「がんばり度」だと思ってくださいね
では、いってみましょう。
A|からだと休息 ― がんばり続けて、心と体のサインを見すごしてない?
□ 1. 「疲れてる?」と聞かれると、とっさに「大丈夫」と答えてしまう
□ 2. 気づくと、肩や奥歯にギュッと力が入っている
□ 3. 「ちゃんと休めた」と感じられる日が、ここ最近あまりない
□ 4. 自分をねぎらうのは「これが終わってから」と、つい後回しにしがち
□ 5. 休むこと自体に、どこか罪悪感がある
B|他人軸 ― 自分より、まわりが先になってない?
□ 6. 自分が無理しているかより、まわりにどう見えるかを先に考えてしまう
□ 7. 本当は断りたいのに、つい「いいよ」と引き受けてしまう
□ 8. 誰かの機嫌が気になって、自分のペースを後ろにずらすことがある
□ 9. 「これくらい普通」「みんなやってる」と、自分に言い聞かせていることがある
□ 10. 自分では無理してないつもりだけど、まわりから心配されることがある
C|アタマの声と、自分への厳しさ ― 「やらなきゃ」で、自分を追い立ててない?
□ 11. 「やりたい」より「やらなきゃ」で動いている時間のほうが多い
□ 12. 何もしていない時間があると、なんだか落ち着かない
□ 13. 何かトラブルがあると、つい「自分が我慢すればいい」と思ってしまう
□ 14. できたことより、できなかったことのほうが目につく
□ 15. 涙が出そうになっても、こらえるクセがある
D|つながりと楽しみ ― ひとりで抱えて、心の余白が減ってない?
□ 16. モヤモヤやイライラを「気のせい」と流していることがある
□ 17. 「迷惑をかけたくない」と思って、一人で抱え込んでしまいがち
□ 18. 弱音を吐ける相手が、いまあまり思い浮かばない
□ 19. 最近、純粋に「楽しい」と感じた瞬間を、すぐに思い出せない
□ 20. 好きなことをしていても、心から楽しめていない気がする
数えてみて、いかがでしたか。
全体の頑張りすぎ度 ― 「はい」の合計でみる
まずは、ぜんぶで何個チェックがついたか。
0〜3個|自分をミカタにできている
すばらしいバランスです。自分の声をちゃんと聴いて、休むことも自分に許せている状態ではないでしょうか。
当てはまった数個だけ、そっと気にかけてあげればOK。
「できてること」に気づくのも、立派なねぎらいですよね。
4〜8個|隠れた無理が、顔を出しはじめてるかも
ここはもう、「自分が後回しになりはじめている」サインが出ているゾーン。
無意識のうちに、無理して頑張っているところがあるかもしれません。
今日ひとつでいいから、自分のごきげんになることを意識して足してあげてくださいね。
9〜13個|無理が積もってきている、黄色信号
自分でも気づかないうちにすでにかなり無理が積もってきているのではないでしょうか。
まずは「よく頑張ってるよ」と自分をねぎらってあげてください。
今は何かを足すより、引くとき。
休む・頼る・断る。
このあたりを、思いきって優先していいのかもしれません。
14〜20個|がんばりやさんのおやすみサイン。今は、ゆるめることを最優先に
相当無理をして頑張っている点数です。
おそらく、ご自身でも自覚があるかもしれません。
これは「ダメ」のサインじゃなくて、「もう十分がんばったよ、少し休んでいいよ」という、心と体からのやさしいSOSです。
休んでいいし、ゆるめていいし、誰かに少し甘えてもいい。
そのどれもが、立派な自分のマネジメントです。
どこに無理が出てる? ― 領域でみる
つぎに、A〜Dのうち、いちばんチェックが多かった領域を見てみてください。
そこが今、あなたの無理がいちばん顔を出している場所。手をつけるなら、まずはそこから。
A|からだと休息が多かったあなたへ
体と休みに無理が出ているサインです。
「がんばり続ける」が「心も体も大事に」を追い越している状態かもしれません。
まずは“週末にまとめて”じゃなく、1日の中にこまめな休憩を。
肩の力をふっと抜く。
空を見上げて深呼吸する。
ほんの数十秒でも、体はちゃんとゆるんでくれます。
B|他人軸が多かったあなたへ
まわりを優先しすぎて、自分が後回しになっているサインです。
「他人の目」が「自分の心の声」より前に出ている状態かもしれません。
さわやかなNOと、やさしい境界線の練習を少しずつ。
「自分はほんとはどうしたい?」を、一日に一回だけでも、自分に聞いてあげてください。
C|アタマの声と自分への厳しさが多かったあなたへ
「やらなきゃ」「こうすべき」で、ハートの声を打ち消しがちなサインです。
自分に少し厳しくなっている状態かもしれません。
できなかったことより、できたことに目を向けてみる。
モヤモヤや涙は「あぁ、そう感じたんだね」と、まず認めてあげる。
書き出してみる(ジャーナリング)のもおすすめです。
D|つながりと楽しみが多かったあなたへ
ひとりで抱えこんで、楽しみが減ってきているサインです。
「ひとりだけで」が「つながりながら」を上回っている状態かもしれません。
弱音を吐ける相手を、ひとり思い浮かべてみる。
そして、好きなことを、ほんの5分でいいから、自分にさせてあげてください。
無理に気づいたら、まずひとつだけ
たくさん当てはまった人ほど、
「うわ、けっこうあるかも…」
とちょっと落ち込んだかもしれません。
でも、大丈夫。
それだけ、自分のことを後回しにしてでも、まわりのために頑張ってきたということ。
まずは、その自分を責めるんじゃなくて、
「もう十分に頑張っているよ」とねぎらってあげてほしいなと思います。
そして、できそうなら、ひとつだけ。
いちばんチェックが多かった領域から、小さなことをひとつ、自分にしてあげる。
自分が満たされてはじめて、まわりの人にも、本当のやさしさを分けてあげられるようになるんですよね。
だからこれは、わがままでも甘えでもなくて、
自分にも、まわりにもやさしくなるための、大事な習慣なんです。
\ 今日の「自分をミカタにする質問」 /
20の質問の中で、いちばん「ドキッとした」のは、どれでしたか?
その質問が、今のあなたがいちばんねぎらってあげたいところかもしれません。
よかったら、コメントで教えてください。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
このnoteが、自分をミカタにしながら、毎日を心地よく生きるヒントになればうれしいです。
こうしたテーマをこれからも書いていくので、気になる方はフォローしてもらえたら嬉しいです。
(次回は「頑張る前に心を満たす、が最短ルート」について書く予定です)
