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言語化力の高い人との雑談を愉しむ【言語化力UP作戦*2】


言語化力UPを愉しみながらする方法を提言する【言語化力UP作戦】の第二弾です。

昨今、コミュニケーション論をはじめ、さまざまな分野で言語化力の重要性がクローズアップされている

しかし、日常的な会話はもとより、会議だってプレゼンテーションだって、言語化が不完全なままでの、やり取りがなされたとしても、結果的にコミュニュケーションが成立さえすれば(伝えたいことが伝わりさえすれば)、それで、ええんちゃう? と思えてならない。

そこで、参考になるかも?と脳裏に浮かんだのが、かつて放送されていた伝説のトーク番組『鶴瓶上岡パペポTV』

語彙力・言語化力ともに秀でた「上岡竜太郎」と語彙力・言語化力ともに乏しい「笑福亭鶴瓶」
TV放映画面のキャプチャ画像(ネットでの拾いもん)
語彙力・言語化力ともに秀でた「上岡竜太郎」と語彙力・言語化力ともに乏しい「笑福亭鶴瓶」
1989年制作のポスター。キャッチコピー:糸井重里。

語彙力・言語化力ともに秀でた「上岡竜太郎」語彙力・言語化力ともに乏しい「笑福亭鶴瓶」。このふたりの会話を観察すれば、独自の観点に基づく言語化についての考察ができるのではないか? と考えたのである。

『鶴瓶上岡パペポTV』、その対話の構図


上岡竜太郎は、話題の選び方、話の構成、たとえ話の巧みさなど、いずれもが一級品。ときに鋭く、ときに軽妙に、話の核をきっちりと言語化するので、説得力がある。

一方、鶴瓶はまるで正反対。語彙は少なく、話は脱線しがち。言いかけて言葉に詰まり、身振り手振りのアクションを交えた笑いに流れる。

にもかかわらず、このふたりの会話は破綻することなく、絶妙に転がっていく(台本・打ち合わせ無しで約60分間しゃべりっぱなし)。

鶴瓶の曖昧な受け答えは、上岡にとって絶好のツッコミどころになる。逆に上岡の明晰な語りは、鶴瓶にとって(あんた、理屈っぽいなーといった)ツッコミどころになる。そのような構図に着目すべきポイントがあると考える。

『鶴瓶上岡パペポTV』から得られるヒント


こうした関係性は、コミュニケーション力(いわゆるコミ力)を高めたい人にとって重要なヒントになるのではないか? 鶴瓶タイプの人は、上岡タイプの人と積極的に雑談してみるとええんちゃうかな?

大切なのは「上手に話す」ことではない。単純に会話をつづけるための、なんらかの反応を示して(相づちをうつだけ、感嘆詞で応えるだけでもOK)、会話の流れも相手に委ねる。

たとえ言葉に詰まっても話が散らかっても、会話のズレを恐れることなく、とにかく話しつづける。

言葉に詰まったときは、「うまく言えへんけど…」と素直に言う。そうすることによって、相手からのフォローが受けやすくなる。会話が中断することを回避できる。

また、相手の言葉に「それ、どういう意味?」と食いついてみるのも良いだろう。相手の言語化力を、まるっと借りるわけだ。

*まとめのようなもの*


語彙力や言語化力は、“ひとりで鍛えるもの”と思われがち?だが、誰かとの会話の「ズレの中」で育まれることもある、ということを『鶴瓶上岡パペポTV』を事例に検証してみた。

結果、多くのヒントを得ることができた。
まずは、語彙が豊富で言語化がうまい人との雑談を愉しんでみることをオススメする。

会話の中で語彙が磨かれ、自然と言語化力も強化されるだろう。

雑談だけではなく、会議の席に上岡竜太郎のような方にファシリテーターとして参加してもらうようにすれば、語彙力・言語化力がつたないメンバーがいても、その意見を巧く拾って会議の内容のレベルをあげてくれるに違いない。
(参加者の語彙力・言語化力向上もおのずとできるはず)

プレゼンテーションしかり。鶴瓶タイプと上岡タイプがコンビを組んで行えば、笑いを取りつつ(プレゼン相手にもよるだろうが、おおむね好意的な共感を得つつ)、きちんと伝えたいことを伝えられるのではないか?と思う。

『鶴瓶・上岡パペポTV』(つるべ・かみおか パペポテレビ、は、読売テレビ制作で、1987年4月15日未明から1998年4月1日未明まで放送されていたトーク番組。笑福亭鶴瓶と上岡龍太郎の2人が、台本・打ち合わせ無しで60分間トークを行う。トーク内容は放送当時の時事問題から2人の身近な話題に至るまで様々。1988年2月4日(2月3日深夜)放送回は、第25回ギャラクシー賞・選奨を受賞。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

*おまけ*


『鶴瓶・上岡パペポTV』は現在、いくつかの動画(TV画面の録画?)がYouTube等で公開されているほか、DVD-BOXでも入手可能。
どの回もおもしろいが、例えば、語彙力の対照や“ズレの妙”が際立っている回を3つピックアップしてみた。

1991年3月放送回「人間の“間”について語る」
鶴瓶の脱線に対して、上岡が「それは“間”がずれてるんや」と返しながら巧みに軌道修正していくやりとりが見もの。

1989年10月放送回「言葉にできない感情の話」
鶴瓶がうまく言語化できずに「あれやねん」と連発する場面に対し、上岡が「“あれ”をどう言うかが文化や」と応じる名言回。

1993年2月放送回「ニュースを肴に雑談する」
時事ネタを巡って、上岡が知的に語り、鶴瓶が庶民的感覚で反応するバランスが絶妙。まさに“非対称の雑談”の実践例。

注)ピックアアップしてくれたのは、生成AI「Gemini」です。


*言語化力UP作戦シリーズ(過去の投稿)*


▼【言語化力UP作戦*1】 お笑い芸人の言語化に学ぶ


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じぶんの専門家☆okamitsu 一文無しの風来坊、超大金持ちのセレブ、どちらも似合うヒトになりたい。ですから、小額チップでも有り難く頂戴します。一方、驚くほどの高額チップをもらっても、決してビビりませんので、どうぞご遠慮無く。もちろん「スキポチ」していただくだけでも、承認欲求ウルウル!! 充分です。