ツバメのひとりごと(1)
いつもありがとうございます。
⬆の写真は長女が送って来た写真で、春とはいえまだまだ寒いイギリスサウスエンドビーチの海と空です
ボクはツバメ
ボクは遙々南の国から何千キロも渡って3月の終わりにやっと日本に帰って来た
先祖代々この場所この家のあちこちに巣を作りそれぞれ家庭を持ち子を産んだ
春から夏の間子育てをして過ごしてきた
周りには水田もあり巣を作るのに泥が重宝し自然もあるし餌も捕まえやすかった
卵は4~6個産むけど卵が落下したりカラスや猫の外敵がいるから注意してたよ
梅雨時期は巣が壊れ孵ったヒナが落ちて猫に食べられ羽毛だけが残り悲しかった
ここは家の前に電線があり育ったヒナが飛ぶ練習をするのに丁度塩梅が良かった
飛べるようになれば餌取りも覚えた
そうして一人前になり立派なツバメに
8月下旬近くで子育てしていた他のツバメらと一緒になって南の国に飛び立った
代々何十年も繰り返して来たのです

ところが先日
帰って来たら何だか様子がおかしいよ
ボクらの巣が見あたらないよ
ぐるりと見回して見たけど何処にもない
この場所のこのお家だけど家の色が違っているどうしたんだ~おかしいぞ~?
つがいになったボクたちはこの場所だったか暗くなっても家の周りを飛び続けた
長旅を終え電線でひと休みしているとボクたちを見つけこの家の人たちは
「ツバメが帰ってきたよ~」
と言って大はしゃぎとても喜んでくれた
「塗装工事してツバメの巣が無くなったけれど新しく巣を作ってくれるかな?
ツバメが家に巣を作ると縁起が良いね」
と家の人たちの話し声が聞こえてきた
ボクたちは今までのように安全にここで子育てが無事に出来るかどうか思案中だ
周りの水田も無くなって荒れ地になっていた
数年前から田んぼは宅地にもなっている
ボクらは
日本の他の場所に安全に子育て出来る場所があるかしばらく旅に出ることにした
追記:ご覧頂きありがとうございます。

