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1/21 ニュースなスペイン語 Desvío:分岐器

スペイン南部で18日夕方、立て続けに発生した脱線事故(descarrilamiento)について、様々な記事が発出されているが、今回は現段階で分かっている事故の詳細を押さえておこう。

「事故の視覚的再現(reconstrucción visual del accidente)」と題した記事によると、悲劇(siniestro)はアンダルシア州コルドバ県のアダムス市(Adamuz)近郊の高速鉄道の線路の分岐器あたりで発生した。

なお、分岐器(以下の写真)とは、列車を一方の線路から別の線路に変更させるための機器(es un aparato de vía que permite a los trenes cambiar de una vía a otra)で、「cambio de agujas」という表現もある。

事故現場の分岐器ではありません

イリヨ社(Iryo;概ね日本の「私鉄」に相当)の高速鉄道6189便は8両編成(ocho vagones)で、乗車率70%(70% de capacidad)で317人が乗車していた。マドリードのアトーチャ駅を目指し、18時40分にマラガを出発した。

一方、18時05分にマドリードを出発し、ウエルバに向かって走行していたのが、レンフェ社(Renfe;同「JR」)の高速鉄道2384便だった。こちらは4両編成で、78%の乗車率で184人の乗客が搭乗していたという。

これら2の高速鉄道が、運悪く、接近したのがアダムス市近郊の分岐器付近だった。

イリヨ社の6189便の後ろ3両が、何らかの原因で突如、脱線。

脱線した6189便の車両に激突(impacto)したのが、レンフェ社の2384便の先頭車両(cabecera)で、衝撃で4メートル下の平地部分(talud de 4 metros)にまで転落したらしい。

ふたつの列車は時速205キロ〜210キロで(205 y 210 kilómetros por hora)、走行していたと見られる。

当時の走行スピードから推定すると、イリヨ社の6189便が脱線してから、レンフェ社の列車がこれに激突するまでは、わずか20秒しかなかったと見られ、線路に障害物があることを安全装置が察知することは不可能だった(imposible que el sistema de seguridad detectase que había un obstáculo en la vía)という。

現在のところ、事故原因として、スピードの出し過ぎ(el exceso de velocidad)や人為的ミス(un fallo humano)の可能性はないとされている。

また、レンフェ社によると、事故現場となった区間は2025年5月に設備刷新されていた(el tramo de vía en el que se ha producido el accidente había sido renovado en mayo de 2025)という。

最初に脱線したイリヨ社の列車は2022年に製造されたもの( el tren que ha descarrilado se fabricó en 2022)で、今月15日に定期点検では異常はなかった(había pasado su última revisión el pasado 15 de enero)との証言もある。

関係者の話を信じるなら、脱線の原因は、人為ミスでもなく、インフラ不備でもない。では、なぜ....。原因究明が急がれる。

写真は事故現場。

最新の情報によると、新たに4名の遺体が回収され(recuperaron cuatro cuerpos)、犠牲者の総数は現時点で42名となった。

出典https://www.rtve.es/noticias/20260119/accidente-tren-cordoba-mapa-datos-reconstruccion-visual/16900348.shtml など