油性の細書きペンと水彩色鉛筆の組み合わせはスケッチするのに好都合
はじめに
趣味の絵。しごとのない休日に家ではもっぱら4Bか6Bの鉛筆で描くことが多い。このところようやく昼間にすごしやすい気温になり、外でのスケッチに好適。その際、リュックに携えるのは⋯。
きょうはそんな話。
ようやく
先週の正午。室内で30℃を超えそうないきおいで、生徒がたずねてくるのであわててクーラーを入れた。ところがその日の夜には風が吹いて急にさむくなり、ふとんを出す。つづいて翌朝には衣類を入れ換え午前中のうちに室内の敷ものを冬用に変えた。
週が明けて日中の気温も落ち着きしのぎやすくなった。ようやく待ちに待った外で自由にスケッチができそうな気配。それまでは陽射しの照るなかでは強すぎて5分ほどでも描ける状況でなかった。もちろん朝早くであれば問題ないし、ほかの日陰で描ける場所を選べば済む。とはいえヒトを誘って描くとなるとべつ。いくらなんでも夏とさほど変わらないカンカン照りのなかでは過酷過ぎる。
ようやくいろいろな条件のそろう日中に描ける時季のおとずれ。
スケッチ大会
そんな準備をしはじめると中学の頃のスケッチ大会を思い出した。ちょうど11月の紅葉のころだった。担任の美術の教師に出ないかとさそわれた。絵の好きなわたしはスケッチ大会ならば、むしろ自分から出たいとおもわず返事した。
場所は紅葉の盛りをむかえた市立の公園。区内の各中学校から中1生が数名ずつ参加。午前10時から午後3時まで昼食休みをはさんで屋外で描いた。眼のまえの紅葉、これを絵に大きく入れようと思った。
美術教師はおなじ中学から参加した生徒のあいだを何度かめぐる。おかげで手をうごかしつつもけっこう長く話ができた。わたしの絵を見つつ「紅葉をこんなに大きく絵の対象にした生徒がほかにいない。」と笑いながら話す。わたしとは教師のなかでひとまわりも離れてない。短大を出て、最初の赴任地の支援校から転任したばかり。描いている絵の話にくわえて何か話をしたはず。
描き場所
さて話を現在にもどそう。家のそばでスケッチの場所をさがす。なるべく遠景と近景のバランスのとれたところがいい。街なかでありながらゆったりながれる川のある地域。せっかくならばとりいれたいところ。けっこう平坦で遠くまで見わたせる。あとは近景もしくは中景をと見わたす。最近伸び茂りつつある堤防沿いの樹木に川沿いの家々やマンションを入れるとよさそう。
それらを考慮に入れつつ腰をおろして描ける場所となるとそんなにない。やむなく堤防沿いのできたばかりの道の手すりに寄りかかりながら1枚描く。さらに1枚。できれば陽射しがまぶしいので用紙の絵に直にあたらなければと樹木の陰をさがす。数分で描くならばそんなに気にならないが20、30分となるとまぶしくて目がつかれてしまう。
画材は
このところ一気に描ける油性の細書きペンがべんりとわかった。外形をつかめたらそのまま水彩色鉛筆で着彩。必要に応じて水をつけた筆でなぞると水彩画風に仕上がる。
この手順で得られる風合が気に入っている。風情を出すのにうってつけ。竹ペンのようにインクの保持や描くたびにペン先にインクをつける手間が省け、ひと息で描ける。
おわりに
リュックにその油性ペン、水彩色鉛筆、水、筆、それにスケッチブックを携えてむかう。ごく近所なのでいつでもすきま時間でできる。買いものの途中でもさほど支障ない。適した季節はそんなに長くない。今のうちに描きためよう。
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