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冬から春へ:風の日を何度か越えて暖かくなる


はじめに


 朝から何度か突風で窓がガタガタ揺れる。こんなことはめったにない。窓はわりとしっかりしたサッシにもかかわらず地響きがするほど。気温がさがる予兆。このところあたたかくなりかけていたがすこしだけあともどりの気配。ファンヒーターのスイッチに手が伸びる。冬物のコートなど洗濯に着手しはじめたのだが。

きょうはそんな話。

寒波のなかで


 長期予報ではそんなにさむい冬ではなかったかのような…。ところがふたをあけてみると強力な寒波が年明け以降に何度かおとずれた。めったに見ないほどの雪と低温がつづいた。寒波がおとずれる前には強い風が半日ほど吹き荒れた。家でじっとしてとおり過ぎるのを待った。ようやく雪がおちついて路面が凍りついてないのを確認しつつ車を出す。

これでどうにか生徒たちの受験のピークの時期をどうにかやりすごした。何度か教室を開けられずにネットで急遽サポート。これならばおたがいに家のなかなのでとりあえずは安心。

冬から春へ


 ほんのすこしまえに正月がおとずれたとおもったらすでに3月。ことしも6分の1が終わる。昨年の2月はわりと印象がうすく、気候はわりと温暖でさりげなく3月をむかえた感じ。さてことしはどうだろう。例年ならば遅霜を避けるために、芽出しして用意した里芋やじゃがいもを2月末から一斉に植えつけていた。

そんな作業をようやく終えた頃に、サポートした生徒たちの進路先がつぎつぎと決まっていく。こればかりは受験の結果しだい。来る4月にはそれぞれが落ち着き先へと進んでいく。畑で作業中に連絡が来たことも。あたらしい生活が各々ではじまる。

風を経て


 ことしもこうして風の日を越えて季節がめぐってくる。一度弱く寒のもどりか。すでに春物の薄手の服をとりだしつつあり、ふとんに毛布をかけるのをやめたのだが。やはり3月中はまちがいなく上着がいりそう。むしろ急なさむさにそなえて毛布は奥にしまわずに、そしてさっと重ね着できるものをつるしておこう。

どのくらい気温がさがるのだろう。雨も降りはじめたようだ。この音をたてている風しだい。もしかしたら朝よりも昼のほうが気温が下がるのではないか。このあたりの予想はなかなかたてにくい。車だからやっぱり上着を携えたほうがよさそうか。

おわりに


 気候の変化に合わせてくらしのようすを変えていく。この時期はいちばんその変わり目といえそう。これまでやりとりした方々や生徒たちの一部はあたらしい世界へ、そして新年度からあらたに出会う方々。あたらしい年度はどんな出会いがあるのだろう。

この風の音を聞きつつそんなわかれと出会いについてひとりひとりの顔を思い浮かべながら家を出る。


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