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バックビート解説動画の身体的アプローチが意味を成すか無意味と化すかは紙一重だと思った

【 TopicXXX:俯瞰的な話 】

定期的に、バックビートは歩き方が大事みたいな動画出るけど、胡散臭さというか、やけに儀式的というか、これってそもそも音楽の話だよな?って

その動画自体の胡散臭さというよりかは、妄信的にやることに対して。

歩き方で音が変わると思い込んでちょっとそれ必死になってやるっていうのは漫画的というか、コメディじゃないですか。師匠に厨房で鍋振ってろって言われて気づいたら剣の使い方上手くなる的なあれ的な

バックビート文化圏の人の歩き方というかステップが、なんでen4とen2のところで腰が落ちるのか、1拍目と3拍目で歩くのはなぜか。ギターでバックビートのポケットに落とし込む際のen4の音の質感。バスドラムを踏んだ時(1:53)身体が上にぴょこんとなる意味。

大事なのはそれらを紐づけている感覚を想像することだと個人的には思ってます。

無意識的な身体の動きを、意識して作ろうとした途端、どう考えてもぎこちなくなるから。

ただでさえ日本人には1,3と2,4の違いがわかってないわけだから、その状態で身体的アプローチから入った場合、やっぱりオカルト話だと誤解されても仕方ないよなってちょっと思った話

こんな話で終わってもしょうがないのでもう少し具体的に突っ込んだ話をすると


【 Topic039:具体的な話 】

激辛おじさんによる、まず楽器置いて、これやれっていうあの動き。
https://www.youtube.com/watch?v=Wrc4B7sEsnk&t=98s

あの動きが出来てる人がYouTube上にいましたが、その人の実際の音は頭重心でした。

私もあの動きは出来ますが、その動きが出来る出来ないとは別で、そもそも、激辛おじさんは、あの動画で、"何を伝えようとしているのか"を一回各々頭で考えてみてもいいんじゃないでしょうか。

特に速いテンポのゴスペルの、爪先を床に刺すような感じでやるあの動き、の意味。

日本人にとってお馴染みのウンタンウンタンというリズムや、盆踊りの動き。それっていうのは一拍目と三拍目でお相撲さんがシコ踏むような動きになるわけじゃないですか。どっすーん、どっすーん、どっすんどっすんどっすーんって。

あとはイメージしやすいのだとアイドルのライブでよく見るオタ芸のダンス?とかもシコ踏むような感じになってますし、んっおい!んっおい!みたいな掛け声をする時もシコ踏んでますよね

それを強制的に封じる動き

じゃないですか?あのゴスペルの動きって

あのゴスペルの動きって、シコ踏もうと思っても踏めないんですよ。つまり何が言いたいかというと、『返し』の感覚を養えるってことですよね。バックビートに重要なバウンス感覚。

今の日本人はシコ踏む感覚は誰でも身についてますが、返しの感覚は身についてないから。

それを踏まえた上で、あの動きをもう一回やってみると、どうしてもここに辿り着くんです。

以前もNOTEで書いた、立った状態で右足前に出して踵上げて爪先で地面グッと押すと、後ろに倒れそうになる。反動が返ってくる。その反動を利用して手拍子を打つと、ッバ!ッバ!ッバ!ッバ!ってゴスペルみたいな表打ちクラップが打ちやすいんです。あくまで私は、ですけど。

ただただ言われるがままやるっていうのは、そもそも性に合わないっていうのがあって自分は何でもかんでも鵜呑みにするんじゃなくて色々考えながらやってました。

何の意味があるのか考えず、何の感覚を養うためのものなのかも考えず、ただただ道化のようにやってしまえば結局頭重心で終わるし、上手く掴めれば次のステップに進めるし、身体的なアプローチっていうのは紙一重だなと思ったという話。

【 Topic040:補足的な話 】

じゃあスローテンポの方の動きは何なのかって言ったら基本的なポケット感覚ですよね。
https://www.youtube.com/watch?v=rCykJ6ePtqc&t=42s

"スローテンポの動きを掴んでから、速いゴスペルの動きを掴むとかそういう順序じゃない"って明確に言ってますよね。両方やんなきゃダメだって。

ゴスペルテンポの方はどちらかというとバウンス感、スローテンポの方はどちらかというとポケット感、っていう認識でいます自分は。

今の日本人は裏打ちのアクセント的手拍子感覚は誰でも身についてるけど、表拍にリラックスして打つ手拍子感覚は身についてないから。

これによって、根本的な、ポケット(表拍)とバウンス(脚)の関係性が見えてくるっていう。

それをブラッシュアップではないけど山北式にして教えてるのがドラマー山北弘一さんの身体的アプローチですよね。

0:57のSadeの手拍子も、足元映ってないからわかりづらいかもしれないけど、手拍子打ったあと足でブン!ってやってますよねこれ身体の動きからして。この表と裏の関係性、そもそもこの感覚を学ぶ必要があるっていうのが身体的アプローチの意義だと思います)

【 Topic041:個人的な話 】

もちろん最初はゴスペルの動き出来ませんでした。でも、無理に身につけたというわけでもないです。

時系列を書くと

ギターでen4のポケットに落とす質感を練習して、ベースの二音奏法の特にen1のぶつかるような音色の練習して、これを組み合わせるとen4〜en1!en2〜ブッブン!ブッぱ〜ブッブン!ブッぱ〜っていうStormy Mondayに対応できるフィーリングが身について

で、それをやりながら、さらに1と3のところではバスドラ踏むっていう練習してました。手ではギターかベース、足でペダル。バスドラ無いときは1と3のところで地面蹴り飛ばす感じで右足使ってました。

必然的に、バイオレンスというかパワフルな二音奏法の質感出そうと思ったら、1と3でシコ踏むようなフィーリングでは無理だったから。

それやってるうちに、自然といわゆるバウンス感?が身についたんだと思います。

で、その状態で、ああそういえばっつってあのゴスペルの動きやってみたら、ああなんだ自然に出来るじゃんこれ。ってなったという経緯です自分は。

逆に言うと、あの動きが自然に出来ないということは、間違った感覚で取り組んでいるっていうことがわかるというか、バロメーターとして使えるのかもしれない。

James Brownのファンクのワンをただのアクセントっていう感覚でやってる人とか、1拍目と3拍目のベースをスタッカート的な感覚でやってる人は、おそらくあのゴスペルの動きは出来ないと思います。

まとめると、自分はあくまで音がメインで、身体的アプローチはサブ的な感じで、あくまで目安というかガイドラインというか。結果的にそうなってる必要があるっていう解釈をしてます。

バックビート出来てる人はこの動きも出来るけど、じゃあこの動きが出来ればバックビート出来るようになるかって言ったらそれは私にはわかりません。

(具体的な話のところで、反動がわかりやすいから爪先って書きましたが、別に爪先じゃなくても踵でも足裏全体でもなんでもいいと思います。実際自分は立ってLonely Avenue弾くときは、daのところで軽く爪先着いて、1or3で強く踵踏み降ろして弾いてます。なんかその方がノリやすいからです。とにかく、"返し感覚"と、体重を預けるような"シコ感覚"って違いますよねという話です。)


【 Topic041-2:派生的な話 】

その二つの物理的な感覚は四つ打ちでペダルを踏むとき、顕著に現れると思います。

もしかしたら床じゃなくて壁の方がわかりやすいのかもしれない。部屋の壁を右足でグッグッグッグッって押すと反動が返ってくると思うんですが、その感じでバスドラのペダル踏むとBorn This Wayっぽくなるんです。ブン!ブン!ブン!ブン!って

逆に、バックビートわ、か、ん、な、い!って癇癪起こしながら床を地団駄踏む感じでペダル踏むと邦楽の四つ打ちの音色になる。どーんどーんどーんどーんって

色々遊びながらやってるうちに、ああ、こういうこと?ってなる瞬間が自分はありました。今までの点と点が繋がる瞬間というか


【 TopicQQQ:言うまでも無い話 】

あと、言うまでも無いので、今まで言ってませんでしたが、「激辛おじさん」「山北さん」「ナカツカさん」この3名以外のバックビート解説動画を観ている時点でアウトです。よりいっそう自分自身をわからない状態へと導いているもしくは、よりいっそう"わかった気に"なりたがっているので、正直一番盲目的だと思います。

だからと言ってじゃあこの3名を盲信することを勧めているわけでもありません。

本質だけ取得すれば良い、単純にそう思います。

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jkxpop (チップは全てレッスン代として使います。レッスンで得たことを記事にして還元したい)