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柵の向こうの秋

少し冷たい風が頬をかすめる午後。
鉄の隙間からのぞく一輪のバラは、
枯れゆく季節の中で、ひときわ鮮やかだった。
終わりを知りながらも、最後まで咲こうとする姿に、どこか人の心のような温かさを感じた。

秋の終わりに、まだ色づく命がある。

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