見出し画像

弊社運営の中国物産店『もも屋』のプレオープンで感じたこと。

先回書いた通り、中国・アジアン物産店の『もも屋』をプレオープンさせました。

5月1日にプレオープンして、10日間が過ぎようとしています。

今日は簡単にそのお話をしていこうと思います。



その前にJNGのはなし。

「もも屋」は株式会社JNGという日本法人が運営しています。

その前に少し改めて『もも屋』の母体でもある、弊社『株式会社JNG』のお話を。

株式会社JNGは2021年に愛知県常滑市に設立した会社です。

主にスーパー銭湯やサウナ施設の設備工事業をしています。

なんとか5年間、倒産せずにやってきました。

今でこそ、設備工事業をやっています!なんて割と堂々と言えるようになりましたが、正直に言えば、それはここ2,3年の話。

零細企業の我々は、ひょんなことからご縁があって、いただいた仕事をとにかく一生懸命こなして、ただただ生き延びてきたというのが実情です。

たとえば話題のサウナ施設にたまたまお声をかけていただいたり、サラリーマン時代からの誼でお仕事をいただいたり。

温浴設備ではなくシャンプーなどの消耗品代理店になってみたり、住宅の点検をさせていただいたり。

中国語教室を始めてみたり、中国との貿易業務を手掛けてみたり。

とにかくいただいた仕事はなんでもやる!(やるしかない!)というのが、カッコよく言えばJNGのモットーです。


もも屋のはなし。

一目ぼれして借りた事務所。
借りたはいいけど、うちの会社規模からするとデカすぎる。

『もも屋』はそんな何でもやる精神から発展して生まれた事業になります。

もう少し正確に言うと、今までは「何でもやる!」だったのが、今回は「何かやってみよう!」でもあります。

ビジネス的な側面として、勝算はそれなりにありますが、会社の柱になるほどの事業だとも考えてはいません。

お世話になっている常滑市に還元したいという強い思いもありますが、一方でもちろん商売なので儲けがなければ続けられません。

しかし、実際私も店頭に立ってレジ打ちなどを手伝わさせてもらいましたが、これがめちゃくちゃ面白いわけです。

どこで知ったか『もも屋』を訪れてくれるお客様。

どんなもの仕入れたらいいですかね?どこに興味を持っていただきましたか?などなど、会話がめちゃくちゃ面白い。

泥まみれの作業着を着て配管工をしていた自分が、エプロンしてレジ打ちしているんですから、そのギャップと新鮮さは何とも形容できません。

そんな真新しさを楽しんでいましたが、そこから新しい発見もありました。


プレオープンやっちゃう?

4月9日時点の「もも屋」
JNGの職人さんが棚を組み立て。頼りになる。

3月末から4月初旬にかけて、『もも屋』の構想を練り固め「面白い!やろう!」と決断

4月中旬になると、陳列棚が入荷、照明や床などの内装を(予算の都合上)少しだけテコ入れ、仕入れ業者さんと打ち合わせ。

4月16日
陳列棚の組み立てが終わるや否や大量の商品が毎日届き始める。

4月終盤にバタバタと商品や冷凍庫やレジなどの備品がせわしなく届きます。

4月23日
設計図もない「もも屋」
陳列棚の組み立てと商品の入荷が同時進行。
これが1週間後にプレオープンにたどり着くとは。。

ちょうどその頃、とりあえず食品衛生の許可などの諸々の手続きも完了。

店内を見渡してみると、商品が並んだことで、ガラガラだった店内はちょっとお店っぽい雰囲気が出てきます。

改善の余地はありながらもPOPなども完成。
写真はベトナム、ネパールのドリンクコーナー。
甘すぎるイメージのボトルですが、意外とさっぱり。

ニンマリしながら
「せっかくなんでキリもいいし、5月1日からプレオープンでやろう!」
と、急遽スタッフさんにも発表。

良く言えばスピード重視、悪く言えば計画性がない状態でプレオープンしちゃったわけです。

なぜ、「プレ」オープンにしたのかというと、『もも屋』開業に大事なものが欠けていたからです。
※プレオープン後に欠けているものはもっとたくさん発覚するのだが割愛。


それが、看板

看板がなければ、何のお店なのか、いやそもそもお店なのかも分かりません。

ベトナムのミーゴレン。
初めて手に取る商品が新鮮で忙しいながらも楽しい。

外観には、営業中や中国物産店が分かる「のぼり」は最低限用意。

営業していることはかろうじて外観からも分かるだろう、という程度にカッコはつけました。

それに広告宣伝もしていなければ、実際の営業時間も手探りで、スタッフさんも経験不足。

ちょっと不手際があっても許してちょ!というスタンスを大いに含みながらも、良くも悪くも『もも屋』はスタートしたのです。


プレオープンしてみた。

入口に並ぶ子供玩具コーナー。
一番早く完成したのがここ。

そんな状態のプレオープンなので、「全くお客さんが来ない!!」なあんてシーンも想像に難くありませんでした。

オープンから大行列ができた!!なんてことこそありませんでしたが、一方で、朝から晩まで閑古鳥が鳴くほどでもありませんでした。

これは、かなり望外な結果でもあります。

どうせお客さんも来ないだろうからと、レジの練習を兼ねつつ、本業もお休みのGWなので、基本私が店番をさせていただきました。

韓国コーナー。
ポップなパッケージが多いので映える。

看板が間に合わないスピード感でしたので、かろうじてInstagramとWechatでの宣伝。

『もも屋』を認知してもらうことも難しいのが現実でした。

1日、2日目は本業の関係会社さんであったり、スタッフさんのお知り合いが中心でした。

しかし、3日目以降、風向きがかなり変わったのです。


中国人界隈のすごさ。

やはり中国製品は我々の得意部門。
現在品揃えは更に強化されています。

どこから知り得たのか、中国人のお客さんがちらほらと現れます。

急遽Wechatで宣伝グループを作成。

来ていただいた中国人のお客さんをWechatに誘導して、宣伝することにしました。

ちなみにWechatというのは中国版のLINEみたいなもの。

日本在住者でも中国人の90%以上はWechatを使っていると思われます。

「なんでこの店を知ったのか?」と恐る恐る聞いてみると、2つのパターンでした。

「通りがかり」と答えたお客さん1割、残りの9割は「友達の紹介」

日本人のお客さん向けに作った火鍋、マーラータン、お茶コーナー。
結局買ってくれたのは中国人のお客さん。

友達の紹介、って、まだプレオープンの2日目なんだけど、と。

もちろん我が常滑市には中国物産店はありません。

ビジネスの側面で、それは出店の大きな一つのきっかけ。

近距離にライバル店はありません。

しかし、それでも2,3日でこんなに広がってくれたことは、嬉しい悲鳴でしかありません。


とりあえず最低限のスタート。

個人的に最も自信があるのが冷凍コーナー。
食料品スーパーとして手軽に楽しんでもらいたいという思い。

文字通り最低限のスタートを切った『もも屋』です。

今のところ8割くらいが中国人のお客さんです。

『もも屋』最大の目標は世界平和ですが(笑)

当面の短期的目標が2つあります。

一つは、日本在住の海外出身者の方に、母国の商品を提供し、喜んでもらうこと。

もう一つが、日本人の方にも中国やアジアの食の良さを知ってもらうこと。

お客さんゼロ説を覚悟していましたが、中国人の強烈な商圏パワー(他力本願)で、一つ目の目標は小さな小さな一歩を踏み出せたように思います。

(店舗面積が広すぎてつくった)
キッズコーナー。
怪我には気を付けてもらいたいものの、
ギャーギャー言って騒いでもらえるとこちらも嬉しい。

ですが、まだまだその他の海外の方、特に日本人の方には喜んでいただけてた実感は全くありません。

プレオープンに来店されたお客さんから、店内が綺麗で入りやすいと言っていただくことも少なくありません。

これは私が開業前から譲れない柱として考えていたコンセプトでしたので、嬉しいお言葉でした。

より多くの方に知ってもらい、世界平和のために今後もスタッフ一同、努力を重ねていこうと思った次第でした。

Instagramは「momoya.jng」で!
『もも屋』の応援をお願いいたします!

いいなと思ったら応援しよう!