第165回 一人社長のセルフコーチング100の質問-31 「あなたのどういう部分を、誰のどのようなところに見倣いたいですか?」
今回のまとめ
- 以前は「誰かに見倣う=負けること」と思い、自分の力だけで成果を出そうとしていた。
- 上司の「人の良いところを見つけられる人は伸びる」という言葉で、考え方が変わった。
- 見倣うことを「真似」ではなく「自分の中に取り入れて育てる」ことと捉えるようになった。
- 周囲の人の優しさや空気づくりを意識して取り入れることで、人との関わりが柔らかくなった。
- 見倣いたい人は未来の自分の鏡であり、憧れを自分の血肉に変えることが成長につながる。
「あなたのどういう部分を、誰のどのようなところに見倣いたいですか?」
昔の私は、「誰かに見倣う」ということが少し苦手でした。
真似をするのは負けのような気がして、何でも自分で考えて、
オリジナルでやらなければいけないと思っていたのです。
あるとき、尊敬している上司が何気なく言った言葉にハッとしました。
「人の“いいところ”を見つけられる人は、伸びる人だな」
その言葉が、私の中の頑なさをほぐしてくれました。
それ以来、私は「見倣う」ということを
“真似する”ではなく、“自分の中に取り入れて育てる”ことだと
捉えるようになりました。
見倣うことは自分に出会うこと
私の仲間の中にいつも笑顔で場を明るくする人がいます。
落ち着いた声で話すだけで安心感を与える人もいます。
私にはない部分です。
そんな人になりたいなという思いを持つようになりました。
そういう人の“空気のつくり方”を意識的に観察して、
自分の中にも少しずつ取り入れてきました。
その結果、少しだけですが、人との関わり方が変わり、
以前よりもコミュニケーションが柔らかくなった気がします。
「見倣う」というのは、他人になることではなく、
“自分の良さを活かしながら、もう一段上の自分に出会う”こと。
私の場合、誰かの強さや優しさに見倣いたいと思うとき、
そこには「自分もそうなりたい」という心の種があると感じます。
つまり、倣いたいと思う相手は、
“未来の自分”を映す鏡なのかもしれません。
誰かの良いところをあなたの血肉に変える
倣うことは負けることではなく、
“憧れをあなたの血肉に変える行為”です。
あなたの中に足りない部分を見つけて
誰かの中に見つけた光は、
あなたの中にもすでに眠っている可能性の種かもしれません。
今日のセルフコーチング質問
👉 あなたが「この人のここ、素敵だな」と感じるのは、どんな部分ですか?
👉 それを、自分の中のどういう部分に取り入れられそうですか?
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