【ハッピーライティングマラソン #60】 直感は、認識の向こう側にある。
「直感は当たる。」
そう思っています。
でも同時に、
「直感ほど勘違いしやすいものもない。」
とも思っています。
昔の私は、
「なんとなく嫌な予感がする。」
「なんか違う気がする。」
そんな感覚をすべて「直感」だと思っていました。
でも振り返ると、
当たったものもあれば、
見事に外れたものもありました。
その違いは何だったのでしょうか。
外れた直感
「あの人は私を嫌っている。」
「きっとうまくいかない。」
「失敗する気がする。」
当時の私は、
それを直感だと思っていました。
でも今振り返ると、
それは直感ではありませんでした。
「嫌われたくない。」
「失敗しちゃダメ。」
「傷つきたくない。」
そんな認識が、
未来を勝手に予測していただけだったのです。
私たちは、
認識というフィルターを通して世界を見ています。
だから、
認識が強いほど、
その認識どおりの未来を感じてしまいます。
当たった直感
一方で、
人生を大きく変えた直感もありました。
東京から星野村へ移住したことです。
周りからは、
「本当に大丈夫?」
と言われました。
仕事もない。
知り合いもほとんどいない。
不安はいくらでもありました。
でも、
理由は説明できないけれど、
身体の奥で
「ここだ。」
という静かな感覚がありました。
息子が東京で呼吸が苦しくなったことをきっかけに移住を決めた私たち家族。
星野村へ来てから、
息子は安心して深呼吸できるようになりました。
あの時の感覚は、
今思えば直感だったのだと思います。
最近、考えていることがあります
最近、
私はこんなことを考えています。
左脳は、
経験や記憶を整理する力。
つまり、
過去。
右脳は、
イメージや可能性を広げる力。
つまり、
未来。
そして、
その間にある
「今」
ここに、
感覚があるのではないか。
これは科学的に証明された話ではなく、
私自身の仮説です。
でも、
過去の認識が静かになった時だけ、
本来の感覚が聞こえてくる。
そんな気がしています。
身体は、頭より先に知っているのかもしれない
以前、
心臓が未来の出来事に先に反応する可能性を示した研究があることを知りました。
もちろん、
まだ議論の続いている研究です。
それでも私は、
とても興味を持ちました。
もし本当に、
身体が頭より先に感じることがあるなら。
直感とは、
頭で考えるものではなく、
身体が先に知っている感覚なのかもしれない。
そんなことを考えるようになりました。
感じることを忘れてしまう
子どもの頃、
私たちはもっと自然に感じていました。
嬉しい。
悲しい。
怖い。
心地いい。
理由は説明できなくても、
身体はちゃんと知っていました。
でも大人になるにつれて、
「ちゃんとしなさい。」
「我慢しなさい。」
「気のせいだよ。」
そんな言葉をたくさん受け取ります。
すると、
少しずつ
感じることより、
考えることが優先になります。
そして、
経験が積み重なり、
認識が増え、
本来の感覚が聞こえにくくなってしまうのです。
私が大切にしていること
私はセッションをするとき、
必ず相手を
「イマココ」
に戻してから始めます。
過去の後悔でもない。
未来への不安でもない。
今、この瞬間。
そこに戻ると、
身体が少しずつ静かになります。
すると、
答えを探さなくても、
自然と
「私は本当はどうしたい?」
が見えてくることがあります。
だから私は、
認識を見つめ直すことは、
新しい自分になることではなく、
本来持っていた感覚を思い出すこと
なのだと思っています。
私にとって直感とは
直感は、
未来を当てる能力ではありません。
認識が静かになったときに聞こえる、
本来の自分の声。
そして、
その声は、
誰もが最初から持っているものなのだと思います。
直感を鍛える必要はない。
未来を当てる力を身につける必要もない。
ただ、
少し立ち止まって、
感じることを思い出す。
それだけで、
人生は少しずつ違って見えてくるのかもしれません。
あなたにとって直感とは何ですか?
直感が外れたのではなく、
認識を
直感だと思っていただけだった。
そんなことは、
ありませんか。
私にとって直感とは、
認識が静かになったときに戻ってくる、本来の感覚。
そして、
その感覚は、
誰もが最初から持っているものなのだと思っています。
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