『案外マジメ。』大阪のオカン。地球🌏は広い① ―モルディブの夜―
※ちょびっと汚い言葉が出てきます🙏
星、すごっ…
思わず声が出た。
見上げた夜空は、
星だらけ。
手を伸ばしたら
つかめそうなくらい。
ザァー
ザァー
ときどき
ザッブーン
聞こえるのは
波の音だけ。
ホテルのビーチに、
友だちと2人で座ってた。
わたしら、
たしか25か26くらい。
社会人になって
数年。
仕事にも慣れてきたけど、
世の中の理不尽とか、
仕事のしんどさとか、
ちょっと見えてくる頃やった。
わたし
「なぁ、もう1本ビール飲む?」
友だち
「うん」
すぐ後ろの部屋に戻って、
冷えたビールを持ってくる。
たぶん現地のビールやったと思う。
もう銘柄なんか覚えてへんけど、
あの夜のビールは
めっちゃうまかった。
また砂浜に座って
海を見る。
見渡す限りの水平線。
どこまで見ても、
海。
その上に、
こぼれそうな星。
わたし
「なんかなぁ」
「日頃の悩み、
めっちゃ小さいような気ぃしてきたわ」
友だち
「この空見たら、そう思うでな」
わたし
「ほんまやな」
そのとき思った。
わたしの悩みなんて
鼻くそみたいなもんやな、って。
…いや、
当時ほんまに
そんな言葉使ったかは覚えてへん。
でも、
あの夜の感覚は
たぶんそんな感じやった。
ふと、
水平線を見る。
うっすら、
カーブして見える。
あぁ、
地球って、
まるいねんな。
ほんでな、
想像もできへんくらい広いねん。
こんな、
ひろい星のうえで
わたしら
あくせく働いて、
悩んでるんやな。
なんか、
ちょっと笑けてきた。
でもな。
ふと思った。
…また日本帰ったら、
チャリこいで
仕事行くんやろな。
仕事して、
疲れて帰って、
たぶんまた
同じように悩むんやろな。
でも、
あの夜の星空を見たあとやと、
なんか、
まぁええか、
って思えた。
気づいたら、
1時間くらい
そこに座ってた。
ビール飲んで、
星見て、
海見て、
どうでもええ話して。
あの夜、
ひとつだけ思った。
地球は
ひろい。
その上で、
わたしら
あくせく働いて
悩んでる。
わたしの悩みなんて、
地球から見たら
まぁ、たいしたことないな。笑
それこそ、
・
↑これくらいや。笑
オカンの悩みも
過ぎてみたら
•
やったわ。
まぁ、そんなもんやろ。
知らんけど。🤣
ほな、今日も
ぼちぼち行こか〜
大阪のオカン
by Rika

