なぜ私は束縛がこんなに嫌いなのか、AIに聞いてみた
私は子どもの頃から束縛されるのが嫌いだった。自分のことがよくわからない私だが、それだけはよくわかっていた。
なぜこんなにも束縛が嫌いなのか、理由がわからなかったのでAIに聞いてみた。何度かやり取りを重ねるうちに、これだと思い当たることがあった。
「親や周囲から過度に管理・干渉されて育った反動」という言葉が出てきた時、画面を見たまましばらく動けなかった。そういうことだったのか、と。
さらにやり取りを進めると、自分で決める経験を奪われ続けると、管理されることへの拒否反応が強くなるのだという。親の価値観を押し付けられるほど、自分らしさを守ろうとする本能が育つ。だから小さい頃から「自由」が、特別に貴重なものに感じられていたのだと。
読み進めるほど、確信に近づいていく感覚があった。
一方でプラスの面もあると言われたのだが、「自分の意思が強い」「人に流されにくい」「本当にやりたいことへの感度が高い」——正直、そうかなぁ〜と首をかしげてしまった。まだ素直に受け取れない自分がいる。
確かに親の過干渉が、私を少しずつ苦しめていたのだと思う。子どもの私は反抗することができず、いろいろなことを飲み込んで、友達を羨ましく思っていた。
親も初めての子育てで未熟な面もあったのだろう。今回AIとのやり取りで気づいたことは、親を責めたいわけでは全くない。
束縛が嫌いだったからこそ、今のように自由に生きることを大切にしてきたのだ。自分が何を望みどうしたいのかよくわからない、そんなはっきりしない私が唯一はっきりわかるこの感情を、大切にしてこれからも生きていこうと思う。
母との暮らしも4年目になり、うまくやれないのは性格が似ているのか、違いすぎるのか、と悩んでいた。今、このモヤモヤした思いがなんなのかわかった気がする。
子どもの頃の鬱屈とした思いが蘇ってくるのだと。あの時自分の思いが伝えられず、感情を飲み込んだまま私は大人になった。そして大人になった私は、その思いを自由へと変換できるまでになったのだ。
深層心理といえば大袈裟だけど、AIに自分の心を深掘りしてもらえて良かったと思う。子どもの頃は窮屈だったけど、大人になって振り返ると親の気持ちも少しわかる。でもやっぱり、自由でいたいという気持ちが勝ってしまう。
私なりの自由は、他人と比較しようがない。今の自分が感じているものを大事に汲み取り、丁寧に生きていくことだと思う。
そして今私は、少しずつ行動を積み重ねて自由をうまく飼い慣らしていっている途中だ。自由というものは、思っているより何倍も難しい。
