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タイの口に何かいる。白くてぷっくりした虫の正体は、まさかの寄生虫⁉︎

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先日スーパーの鮮魚コーナーで、お手頃なチダイを見つけて購入しました。
家に帰り、早速塩焼きにしようと内臓やエラをとり、何気なく口の方を見ると、 ん?何かが見える、、、?

結構大きいものが口に入っている感じだったので、エラの方から指を突っ込み、引っ張り出してみたところ、、、

ひぇーーーーーーーー、何これ⁉️

体長3.5cm・幅1cm程の白いのが1匹、やや小さめ体長2.5cm・幅0.7cm程の同じく白いのがもう1匹。
うわっ、ぞぞぞぞ、、、


毛虫やミミズはまだマシですが、ムカデやゲジゲジのように足の多い生き物が昔から苦手でして、まさしくそちら方面のかたでは?

いや、でも、タイがエサとして2匹も食べたくらいだから、きっと美味しい生き物に違いない。そうだ、シャコに似ているから、シャコの子どもか?いや、ひょっとするとイセエビの子ども?きっとそのへんだ!(シャコも得意ではないですが)と気を取り直して、グーグルレンズで調べてみました。

結果、『ワラジムシ目』のなにか、、、。
ん? ワラジムシ、フナムシ、ダンゴムシ?
いやいや、これ、かなり大きめですよ。お腹もプニプニぷっくりしてますし。
ダイオウグソクムシも同じ仲間⁉️


そして、ついに辿り着きました。
ジャジャーン!

『タイノエ』 タイの口に住む寄生虫‼️‼️⁉️


ヒョェーーーーーーーーーーーーー💦💦💦💦


シャコではない。イセエビでもない。なんなら、エサとして捕食されたわけでもない(むしろ捕食する側)。自らそこに居住し、タイの舌にとりついて栄養をもらって生きる寄生虫。しかも、この大小の2匹はツガイだと⁉️


魚の寄生虫と言えば、アニーちゃんが有名ですね。サバの身の上で、うねうね動いているのを見たことがありますが、そちらの方がいかにも寄生虫らしい風情を醸し出していました。


今回の『タイノエ』はというと、
見た感じはミツバチのサナギのような、ヤゴのような。触った感じは脱皮したてのザリガニのような柔らかめな感じ。全身真っ白で、裏には足がたくさんついている。

体長25cmのチダイに体長3cmで口中に寄生するって存在感ありすぎない?
うっかり喉の奥に行き、消化されたりしない?
でも、ツガイで一生一つの口の中に住むって、ちょっと仲良しでほっこり。
そして、昔は縁起の良いものだった⁉︎


いろいろ調べているうちに、
始めの気持ち悪さが少し和らぎ、なんならちょっとかわいいヤツかもという気がしてきまして、、、。



では、いよいよ、うちで発見した実物の画像です。ちょっと遠目に撮りましたが、苦手な人は、チラッと見るか、半眼で見るか、素早くスクロールかでお通りください。

『タイノエ』

大きい方(体長3.5cm)がメス、小さい方(体長2.5cm)がオスらしい
  • ワラジムシ目ウオノエ科に属する節足動物で、体長は2〜4cm程度。

  • ワラジムシ、フナムシ、ダンゴムシ、ダイオウグソクムシと同じ仲間

  • 生息地は宿主のタイと同じで、北海道の一部と琉球列島を除く日本全域

  • タイの舌にとりつき血管から吸血して栄養をもらう。

  • そのうちタイの舌は壊死、空いたスペースにそのまま居住。

  • 宿主の魚が死ぬと離れるため、釣った魚を入れておいたクーラーボックスの水の中で泳いでいるのを見つけることもあるとか😱

  • 毒はなく、人に寄生することもなく、誤って食べても害は無し。

  • 昔は「鯛之福玉」と言われ、縁起物だったらしい。

おもしろいのは、その繁殖方法。
このタイノエ、雄雌同体の雄性先熟というやつだそうで、とりあえずまず全員オスになる。そして、宿主のタイに一番乗りした1匹がまずメスに性転換。そして後からやって来たオスと夫婦になり、タイの口中で仲良く寄生して暮らす。その後、メスは産卵。生まれた幼生は海の中へ泳いで行き、別の宿主となるタイを探す。宿主のタイが死ぬと、元のツガイのタイノエもその一生を終える。

寄生虫というと、気持ち悪くてやばいヤツというイメージしかありませんでしたが、なんか健気で憎めない。これを機会に、他にも調べてみたくなりました。

子どもって、ちょっと怖いもの(おばけとかホラーとか地獄とか)に惹かれやすい気がするので、生き物好きな子にはクリスマスプレゼントにも良いかも、、、。


そして、書きながら思い出しました。
そういえば一度、大昔に目黒の寄生虫博物館に行ったことを。

きっかけは、高校生の頃。
私は当時どれだけ食べても太らない体質で、「サナダムシでもいるんじゃ?」と誰かが言ったことから、サナちゃんと呼ばれた時期があり、サナダムシとはなんぞや⁇と疑問に。

サナちゃんという響きは悪くないし、一時的なことだったので特に気にもしていませんでしたが、その数年後、目黒で展示してあるものを見た時には、ギョエーーーーーッ👀⁉️ これがサナちゃん、、、となんとも言えない気分になったものです。

今となっては、母にそんな痩せてた時期があったなんて、うちの子達、誰も信じてはくれませんが、、、。

参考




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