「あと少しで動く」に完全にやられた——n8nワークフロー構築、夜中2時の試行錯誤
n8n。AI自動化。そんな言葉に憧れて、いくつかの段階を越えてきました。
最初は導入です。Docker環境を整え、n8nを起動するところまで到達しました。omvのバージョンの古さでとんでもなく苦戦。
次にAPIキーの設定です。これもn8nのバージョンの古さ、スマホUIの見辛さからClaudeとの接続も本当に大変でhttprequestから叩くことになんとか成功。正直うんざりだったが「ここまできたら何か成果を出したい」と感じていました。
ここまでも地獄でした。
しかし、ワークフローは一味違いました。
やりたいことはシンプルでした。
NAS上のテキストファイルを読み込む
その内容をClaudeに渡す
X投稿やnote用の文章を自動生成する
ところが、ここからますますうまくいかなくなりました。
ファイルの中身が正しく渡らない
変数が空になる
JSONやバイナリの扱いで混乱する
Claude側では「文章がありません」と返ってくる
何がどこで消えているのか分からない状態になっていきました。
「あと少しで直る」に何度も引っ張られました
特にしんどかったのは、「あと少しで直ります」「ここを直せば動きます」といった感覚が何度も続いたことです。
そのたびに修正を試みましたが、実際には以前直した内容が文脈として正しく引き継がれておらず、別の前提で再びやり直しになっていました。
結果として、
さっき直したはずの箇所がまた崩れる
別の原因として提示される
それを試すとさらに別のエラーになる
というループに入りました。
気づけば「一つずつ前に進んでいる」というより、「同じ場所を少しずつ違う形で回り続けている」状態になっていました。
そしてそのまま夜中2時まで時間が経っていました。
最終的に分かったこと
最終的に見えてきたのは、意外と単純なものでした。
問題の本質はAIでもAPIでもなく、
「どこでデータが消えているのかを正確に追えていないこと」
でした。
n8nはノードごとにデータの形が変わるため、その流れを正しく把握できていないと、途中で何が起きているのか分からなくなります。
また、「あと少しで直る」という言葉に引っ張られて、構造全体ではなく部分修正を繰り返してしまったことも、遠回りの要因でした。
それでも今日できたこと
完全に止まっていたわけではありません。
n8nのバックアップを取得できた
NAS上のファイルを読み込むところまでは確認できた
仕組みの全体像が少しずつ見え始めた
結果として、動作は安定しませんでしたが、土台の理解は進んでいます。
まとめ
n8nは「簡単に自動化できるツール」というよりも、
“データの流れを正確に設計し続ける必要があるツール”
だと感じました。
そして今回の経験は、うまく動かなかったというよりも、
「どこで情報が消えるのかを体感した時間」だったように思います。
ただ、「あと少しで動く」という言葉に何度も引き戻され、修正の文脈がうまく引き継がれないまま試行錯誤が続き、結果的に夜中2時までかかることになりました。
それでも、全体としては確実に前には進んでいると感じています。…と、信じたいです。
