【015】 音無響子とサイモン&ガーファンクル
(*写真はスズメ目ホオジロ科ホオジロ属ホオジロ)
『めぞん一刻』、漫画は1980年、アニメは1986年発表。名則律は、時間と数字。
舞台は、時計坂にあるアパート「一刻館」。メゾンとは、英語の Mansion(大邸宅)と同じ語源のフランス語の Maison(館)。小さな家は指小辞が付いた Maisonnette 。
指小辞とは、日本語における「ちゃん」や「〇〇っこ」のような、小さいもの、可愛いものに付ける接尾語の一つである。
では、一刻館の住人と関係者は、
1号室:一の瀬 花枝
2号室:二階堂 望
3号室:三越 善三郎(アニメ版のみ)
4号室:四谷
5号室:五代 裕作
6号室:六本木 朱美
五代の彼女:七尾 こずえ
五代の教え子:八神 いぶき
テニスコーチ:三鷹 瞬
三鷹の見合い相手:九条 明日菜
三鷹の愛犬:マッケンロー
マッケンローは言わずもがな、テニスのスター選手の名捩律。それ以外は一から九の名則律となっている。では音無響子とは何か?
これは、サイモン&ガーファンクルの名曲『サウンド・オブ・サイレンス』の名捩律である。
響子の亡き夫、かつ愛犬の惣一郎。一応、「一」が入っているものの、これも名則律なのかは分からない。「惣」は日本発祥の国字で、室町時代の村落共同体を指し、そのリーダーは惣領。なぜ「物に心」なのかも分からない。
私は「ソウイチロウ」と聞くと、どうしても「宗一郎」が真っ先に頭に浮かんでしまう。あの変態浪人生だ。
『シェイプアップ乱』には名則律はないが、華歩ルイ子は、カール・ルイスの名捩律。
では次は、日本初の「数字の名則律」が採られたアニメを見てみよう。
