【115】 七人姉妹とナナホシテントウ
(*写真は「プレアデス七人姉妹の踊り」(Elihu Vedder:1836~1923)
ぼくらは七つの 星なのさ
夜空にかがやく 星じゃなく
てんとう虫の 羽の上
なかよくならぶ 星なのさ
『ぼくらきょうだい てんとう虫』
(作詞:若林一郎・川崎のぼる)
プレアデスは牡牛座の散開星団。アトラスとプレイオネの七人娘の総称がプレアデス。ガリレオは望遠鏡で36個の星を確認したと言われているが、肉眼では6か7個程度。西洋での6は収まりの悪い数字、だから曖昧な場合には自動的に7となる。
今まで、民族におけるキーナンバーを紹介してきた。日本は3と8、チャイナは4たまに5、インドは6。西洋では7と12である。理由は天地創造は7日間、1週間は7曜日、1年は12ヶ月だから。
七つの天国(Seven Heavens)と七不思議(Seven Wonders)。七つの海(Seven Seas)と七つの大陸(Seven continents)。七つの大罪(Seven deadly sins)と七つの美徳(Seven virtues)。
ナナホシテントウは、西洋でも吉兆の昆虫。農作物の害虫を食べるから。正直者にしか止まらない、という俗信もある。聖母マリアの衣装は、赤マントに七つの黒玉デザインだった、という設定があり、ナナホシテントウの通名は Lady beetle や Lady bug で、さらなる尊号は Lady bird 。ムシを通り越してトリ扱いである。
天道虫は、太陽に向かって飛び立つ、という日本固有の俗信から。チャイナ名は「瓢蟲」で太陽無関係。
次は12。オリュンポス十二神、黄道十二星座、イエスの使徒は12人、陪審員も12人、欧州旗は十二星、1ダースは12個入り。まあ、7に比べると12は世界中で人気ナンバーではあるが。
では、プレアデス星団の日本名は何だろうか?
