【113】 アトラス大地球とアトランティス
(*写真はアトラスの石像)
半神半人(Demigod)のアトラスは、ゼウスとの戦いに敗れ、一生天体を背負う罰を受けた。そしてペルセウスの持つメドウサの首で石化された。
地動説以降は天体が地球に変わり、地球を背負うバージョンも増えた。アトラス山脈、アトランティック(大西洋)、大西洋に沈んだ大陸アトランティス、日産アトラス、女神転生のアトラスの語源だ。
ケケケ〜〜〜ッ
7人の悪魔超人のアトランティスが、なぜ半魚人風なのかは不明である。
因みに日本人は地図帳と地図をあまり区別しないが、英語では綴じられた帳面地図は Atlas、一枚ものは Map と明確に使い分けている。この Atlas もアトラス由来。ギリシャ神話の神々は天体の名則律になったが、地球≒アトラスである。
ギリシャ神話を素材にした日本初の想創話は、手塚治虫の『海のトリトン』だと「【099】 海王星の女王 おユキ」で紹介したが、実写日本初は『仮面ライダーX』であろう。
1969年 漫画『海のトリトン』(手塚治虫)
1971年 漫画『バビル2世』(横山光輝)
1972年 アニメ『海のトリトン』
1973年 アニメ『バビル2世』
1974年 実写『仮面ライダーX』
Xはローマ数字の10。しかし神敬介は仮面ライダー5代目。ローマ数字の5はV。額に輝く V と V だ。
鉄腕アトラスは鉄腕アトム、アポロガイストは太陽神アポロとポルターガイストの名捩律。その他、ネプチューン、ヘラクレス、メドウサ、ミノタウロス、アキレス、プロメテス、ヒュドラーなど、ギリシャ神話ネタが怪人の名律となっている。
しかし後半には、ゴッドラダムス、サソリジェロニモ、ジンギスカンコンドル、ヒトデヒットラー、カブト虫ルパンなどのように、グダグダになっていくのだ。
次は、悪の組織 GOD(Government of Darkness:暗黒政府)による、恐るべき「日本列島ズタズタ作戦」の正体を暴いてみよう。
