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【123】 カニパン コレクション

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(*写真はズワイガニと掻敷)

カニ 食べ行こう
割り切って 行こう
止まり木に あのハリソンフォード
私たちは スゴイラッキーガール
『渚にまつわるエトセトラ』
(作詞:井上陽水)


ここでは日本食の独自性を紹介しよう。

私が勝手に決めた日本食三大原則は、「生食・醗酵・盛り付けとうつわへのこだわり」だ。盛り付けと器への拘りの一つは、「食の三原色」の赤・黄・緑である。この概念は日本にしかない。

写真では、柚子が添えられ、下に掻敷かいしきが敷いてある。皆敷かいしきかいしきとも書く。

魚介や野菜の下に葉っぱを敷く。魚介の場合は解毒効果が信じられた香菜が本来であるが、現代では見た目の美しさを目的とした「あしらい」である。

食の三原色。外食するときは気にして見て欲しい。人気店ではけっこう、徹底されているから。

みうらじゅんが、カニ食いツアーのパンフレットに「カニパン」と名付け、コレクションしているという話を聞き、私も真似したことがあったが、あまりにバカバカしく、一年後くらいに全部捨てた。

ネットが普及する前、中規模の駅構内には必ず旅行代理店があり、冬には大量のカニパンが陳列されていたものだ。最近では旅行代理店の店舗自体が減り続け、JR の「びゅうプラザ」も2022年に全店舗が閉鎖された。あの「カニパン」も、もう見ることはないのだろうか。

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