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【038】 チャンピオン鷹

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(*写真はタカ目タカ科ハイタカ属ハイタカ)

ユン・ピョウ主演のサッカー映画。日本では1985年2月に、『五福星』と同時上映二本立てで公開された。『五福星』は半年前の1984年8月に日本公開済みだったが、NG 集を追加してのリバイバル。相当な人気があった。

さて『チャンピオン鷹』。

原題は『波牛』、英題は『THE CHAMPIONS』。Champions は複数形で「勝ち組」の意味。しかし『波牛』、これの意味がまったく分からない。どっから出て来た単語なのだろう。作中にも見当たらない。

さらに邦題の「鷹」、これも謎だ。タカ要素はゼロである。

そこで予想してみた。昭和は便乗商法が多く、タカ絡みの何かにあやかったのだろうと。 

1941年 『マルタの鷹』:ハンフリー・ボガート主演映画
1963年 『紫電改のタカ』:ちばてつや作の戦争漫画

1977年 『フットボール鷹』:川崎のぼる作のアメフト漫画
1977年 『ナイルの鷹』:のがみけい作の歴史漫画

1977年 『We Are the Champions』:クイーンの楽曲
1978年 『チャンピオン』:アリスの楽曲

1978年 『The Champ』:虹村億泰が泣いたボクシング映画
1981年 『ふたり鷹』:新谷かおる作のバイクレース漫画

1983年 『鷹』:アラン・ドロン主演の仏映画
1985年 『チャンピオン鷹』
1986年 『あぶない刑事』の鷹山

『マルタの鷹』の原題は The Maltese Falcon:マルタのハヤブサなので、まあ許容範囲の邦題だろう。しかし『鷹』の原題 Le Battant は、ドアや窓の蝶番のことで、鷹との関連性はまったく謎である。

チャンピオン鷹の元ネタは、フットボール鷹が一番マシか。

ちなみに『五福星』の邦題は、原題『奇諜妙計五福星』を短縮したのみで、英題 Winners and Sinners は勝者と罪人。

ジャッキー・チェン映画と言えば NG 集だが、世界初の NG 集付き映画は1981年公開の『キャノンボール』(The Cannonball Run)。米20世紀フォックスと香港ゴールデン・ハーベスト(嘉禾電影)の合作で、ジャッキーが日本人役の端役で出ている。主演はバート・レイノルズ。

この映画を元ネタにしたのが、ジョジョ七部の『スティール・ボール・ラン』である。

次もタカ絡み。ズイヨーとは何か?

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