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【011】 インドの山奥で。

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(*写真はスズメ目ホオジロ科ミヤマシトド属ミヤマシトド)

インドの山奥で 修行して
ダイバダッタの たましい宿し

1972年発表の『愛の戦士レインボーマン』。

月光仮面、七色仮面の作者でもある川内かわうち康範こうはんの作。七色仮面がレインボーマンの元ネタらしいのだが、見ていないので内容は知らない。

ヤマトタケシ(大和ヤマト武尊タケル名捩律めいれいりつ)は、ダイバダッタに弟子入りすべく単身でインド国境を突破。しかし警備兵に射殺されてしまう。

ところがダイバダッタによって蘇生され、一年間の修行後に死亡したダイバダッタの霊がタケシに憑依して変身能力を身につけ、レインボーマンとして覚醒。自ら飛行して日本へ帰国した。密入国である。

レインボーマンは他に類を見ない「ゾンビ+憑依」のヒーローである。しかもダッシュ7に変身後、さらにダッシュ1〜6へ二段階で変身が可能だ。

変身の呪文は「あのくたらさんみゃくさんぼだい」(阿耨多羅三藐三菩提)で、これは般若心経の一節である。作者の川内康範の実家は、日蓮宗の寺だったそうなので、仏教要素が強い。

ダッシュ1〜7は、七曜(月火水木金土日)に基づいており、七色の虹でレインボーマンなのだろうが、白・黒・金などがいて虹の色とはリンクしていない。

レインボーマンはとにかくストーリーがぶっ飛んでいるが、後続するヒーロー戦隊ものとの大きな違いは、仲間がいない孤独な戦士であること、また悪の組織は人間であり、怪人や怪獣は出てこないという点だ。

その組織名は「死ね死ね団」。

反日外国人で構成され、「人間複写装置」で外人を日本人の風貌に変身させて、日本社会に紛れ込ませて撹乱活動をしたり、お多福のお面を信仰する新興宗教「御多福会」を隠れ蓑にして、反日活動に勤しむ。

飲むだけでキチガイ化させる劇薬「キャッツアイ」、飲むだけでサイボーク化する「ボーグアルファ」の開発など、化学力にも長けているのだ。

ところで、日本人なのに君が代が歌えない人たちは、替わりに『死ね死ね団のテーマ』を歌えばいいのにと思う。名曲だし。

死ね死ね 死ね死ね 死ね死ね 死んじまえ
きいろい ぶためを やっつけろ
金で心を よごしてしまえ 死ね死ね 死ね死ね
日本人は じゃまっけだ
きいろい日本 ぶっつぶせ 死ね死ね死ね
世界の 地図から 消しちまえ
(作詞:川内康範)

次は再び、ヒーロ戦隊ものの名律めいりつを見てみよう。名律めいりつがほぼ確立されたのは、電子戦隊デンジマンからである。

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