【118】 アリエスの乙女たち
(*写真は占星記号(Astrological symbols))
アリエス
天翔る 金色の牡羊
その星の運命 愛のためなら
死ぬことさえ喜び
見極めてみたい そんな愛を
『アリエスの乙女たち』
(オープニングのナレーション)
*
1973年、漫画発表の『アリエスの乙女たち』(里中真智子)。「【111】 ヤヌスの鏡 このこ誰の子?」と同じく、ドラマのナレーションは来宮良子。
1985年 ドラマ『ヤヌスの鏡』
1986年 ドラマ『このこ誰の子?』
1987年 ドラマ『アリエスの乙女たち』
さて英名・チャイナ名・日本名で並べると、
Aries・白羊座・おひつじ座
Taurus・金牛座・おうし座
Gemini・雙子座・ふたご座
Cancer・巨蟹座・かに座
Leo・獅子座・しし座
Virgo・室女座・おとめ座
Libra・天秤座・てんびん座
Scorpius・天蝎座・さそり座
Sagittarius・人馬座・いて座
Capricorn・摩羯座・やぎ座
Aquarius・寶瓶座・みずがめ座
Pisces・雙魚座・うお座
ここで一つ、腑に落ちないことがある。ギリシャ神話での牡羊座は金色の牡羊、牡牛座は白い牡牛なのに、チャイナ名では色が入れ替わっている。性別も消えた。この理由は不明だ。
黄道十二星座の最初が牡羊座なのは、古代ギリシャ、ローマでは春分が一年の始まりとされていたため。太陽の見かけの通り道である黄道を12等分し、太陽が牡羊座の0度を通る日が春分にあたるから。
白羊宮、金牛宮、という言い方があるが、これは黄道を12等分したときの天空の領域を指す。星座単体では「座」で、この漢字は屋根の下、土の上に人が集まる様子を表し、転じて集合体の意味だ。
黄道とは、「【083】 麒麟が来る」で説明したように、チャイナ由来の概念。英語では Ecliptic で黄とは無関係。黄道十二星座(12 ecliptical constellations)の概念は、古代メソポタミア発祥とされ、ギリシャ神話との紐付けは後付けの感が否めない。北斗七星と十二星座は、ギリシャ神話よりもっと古くからアラブで重視されていた星座だと考える。
十二星座で、日本名とチャイナ名で明らかに異なる星座は、山羊座と摩羯座。Capricorn はヤギではないのだ。
