2025/05/01 誰も見ていない早朝に整える私 〜子どもの成長と、暮らしの歩幅〜
2025/05/01
まだ空がぼんやりと白む前。
朝日が昇る少し前から、私の一日は始まっている。
まだ寝息を立てる家族の姿を確認しながら、そっと起き上がる。朝の静けさには不思議と心が整う力がある。ついでのトイレ、洗面台とお風呂の掃除を済ませる。手を動かしながら思う。
何かを“整える”という行為は、「気合い」ではなく「選択」なのではないかと。
たとえ昨日がどんな一日でも、今日を気持ちよく始められるかどうかは、自分次第。
それが、今の私にできる暮らしの整え方。
リビングの床を拭いていると、家族それぞれの「秩序」の違いに思いを馳せた。
次女のお気に入りのぬいぐるみは、いつも同じ場所に整然と並べられている。長女の学校の道具は、彼女なりの「整理整頓」の中に。そして夫の参考書や部屋着は、彼の思考や行動の軌跡のように散らばっている。
完璧じゃなくていい。
でも、整えたい気持ちは大事にしたい。
一人ひとりの「秩序」が重なり合って、この家の「日常」が形作られていく。
目に見えない“整える”
6時10分、夫のお弁当が完成した。
昨日の残りのおかずと冷凍しておいた作り置きを活用した10分弁当。
少しでも愛情を詰めたいという気持ちで、彩りを意識して盛り付ける。キッチンを整理しながら、ふと棚の配置を再確認。子どもたちの手が届く高さに、「自分で準備できるもの」を置いておくことを忘れない。
長女は、愛でているハムスター“きーくん”のお世話に夢中になっていて、ぎりぎりまで離れようとしない。
それでも朝ごはんは、なんとか間に合った。
姉妹の関わりにも、目に見えない“整え”がある。
次女は自分の食器を出して、長女にもさりげなく食事の準備をフォローしていた。いつの間にか覚えたのか、それとも自然と身についたのか。
彼女の小さな成長に、胸がじんわりと温かくなる。
「ねえ、ママ。今日の夢の中でね...」
朝食の準備をしながら、次女の夢の報告を聞く。
昨夜の寝かしつけで、ポケモンの世界を想像しながら眠りについたのが効いたのかな。
子どもの想像力は無限だ。
嬉しさと少しの寂しさ
午前中、次女と一緒に塗り絵を楽しんだ。
彼女の自由な色使いに感心しながら、私も一緒に色を重ねていく。
いつの間にか、自分でできることを増やそうとする彼女の姿勢。小さな「自立」の兆しに、嬉しさと少しの寂しさが入り混じる。
力まない家事
15時頃、長女が学校から帰ってきて、おやつを食べている間に私はソファで30分ほど意識を失っていたらしい。
頭を使い過ぎたのかもしれない。
気づけば心と頭がパンパンだった。
“言葉を尽くす”って、やっぱりエネルギーがいる。
お風呂に入る子どもたちの賑やかな声を聞きながら、夕食の準備を整える。
炊飯器の蓋を開けると、立ち上る湯気と共に、米の炊けた香りが漂う。オーブンからは焼きたてのハンバーグの香ばしい匂い。さつまいもとえのき、玉ねぎの味噌汁の優しい香り。冷凍の枝豆とコーンをバターと塩で炒めた明るい色合い。
五感を通して感じる「日常」の豊かさ。
手を抜いたつもりはないけれど、力は入れていない。
そんなごはんで、みんなが笑ってくれるなら、それで十分。
当たり前の積み重ね
月初の今日は、自分にも問いかけてみる。
「私が整えたいものって、なんだろう?」
掃除でも、弁当でも、家族との時間でも。
きっと根っこには、「心地よく生きたい」という願いがある。
家族それぞれの「秩序」の違いを受け入れること。
子どもたちの小さな成長に気づき、共に喜ぶこと。
自分自身の限界を知り、時には休むこと。
そんな当たり前の積み重ねで出来ている。
あなたが“整えたい”と思うのは、どんなことですか?
暮らしの中の静かな選択が、また明日をやさしくしてくれますように。
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最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!
「小さな幸せを感じる力」が、忙しい毎日をやさしく変えてくれますように。
また明日も、一緒にゆるやかにいきましょう。
では、また!
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