2025/06/21 ページをめくる静寂 〜我が家の土曜日の過ごし方〜
2025/06/21
窓の外から、軽やかな朝の空気がすっと入り込む。
カーテンの揺れ穏やかで、音のない部屋の気配も、ゆっくりとした土曜日のはじまりに嬉しくなる。
午前8時半。
エアコン掃除を、業者さんにお願いしていた。
丁寧に分解して、高圧洗浄をしてもらい、終わるころには部屋の空気がすっかり軽やかに。
いつもの空間なのに、どこか凛とした澄んだ空気が流れていて、少しだけ背筋が伸びる気がした。
季節の変わり目に、家も心も整えたくなる。そんな静かな準備の時間が心地よい。
ピアノ教室の待ち時間に見つけた宝物
土曜日の午前中は姉妹のピアノ教室。
向かう車の中で、今週はちゃんと毎日「練習してきてよかった」と思えることに、小さな安堵を覚える。
頑張りたいことを頑張ってもらうための声かけはなかなか大変だと実感している。
彼女たちにも気分がある。
けれど、練習の大切さも伝えなければならない。
レッスンが始まると、私には1時間の待ち時間がある。レッスン室で一緒に過ごすこともあるけれど、子どもの意向を尊重している。
鍵盤の音が響く小さな部屋の隣で、そっと本を開く。今日持参したのは、前から気になっていた一冊。
隣では順番待ちの長女が真剣に本と向き合っている。その集中した横顔を時折見ながら、私もまた自分の世界に没頭していく。
ただの静かに「読書を楽しむ」60分間。
本の言葉が、じんわりと心に染み入ってくる。
同じ空間にいて、それぞれの世界に浸るこの時間が、最近とても心地よい。
子どもの成長を見守りながら、同時に自分の心も満たしていく。そんな時間があることに、深く感謝を覚える。
成長を感じた小さな変化
レッスンのあとは、久しぶりのマクドナルド。
長女のチーズバーガーを注文する際、うっかりピクルス抜きにするのを忘れてしまった。
「あ、ピクルス…」と思った瞬間、長女は「別にもう平気」とにっこり笑って、そのまま美味しそうに頬張った。
以前なら「ピクルスはダメ!抜きにして!」と眉をひそめていたのに。小さな変化だけれど、確実に成長している姿に胸があたたかくなる。
子どもの成長は、こうした何気ない瞬間に現れるもの。「完璧でなくても大丈夫」ということを、長女が教えてくれたような気がした。
ゆったりとした時間の流れ
午後は、娘たちが水彩ペンに夢中になっていた。きらきらとした目で選んだ色を手に、無心で紙に色を重ねていく。
気がつけば2時間も塗り絵に没頭していて、こちらが驚く。
私も隣で、朝に続きの読書タイム。
温かいコーヒーを淹れて、湯気の向こうに文字を追いかける。豆の香ばしい香りが鼻先をくすぐり、本のことばが頭の中でゆっくりと響く。
コーヒーの温もりと活字の世界に包まれて、心が少しずつ軽やかになっていく。
15時のおやつは、先日の旅行で購入した日光ラスク。試食で「これ美味しい!」と次女と夫が気に入り、家族みんなで食べようと選んだもの。
一口サイズのラスクで、サクサク軽い食感。
口に入れるとサクッ!シュワ〜と広がる美味しさと甘い香りがたまらない。家族のお気に入りはビターチョコ味。旅行の記憶も蘇ってくる。
おやつのあとは名探偵コナン鑑賞タイム。
家族でソファに並んで、のんびりとテレビを観る時間。
何も特別なことをしているわけではないけれど、こうした穏やかな午後が、私たちの日常を支えている。
母じゃない私に戻れる読書時間
子どもたちが集中している隣で、私はよく本を開く。
ほんのわずかな読書時間を逃すまいと、いつも手元には本がある。
日常からそっと抜け出すように、静かに本の世界に没頭する。本の中の言葉が、まるで背中をさすってくれるような感覚が好きだから。
「元気をくれる」とは、こういうことかもしれない。
少し前向きになれる言葉に出会えると、不思議と心が整う。
たった20分でも、心は潤う
長い時間じゃなくていいと思う。
ただ、少しだけでも「私自身」に戻れる時間を持てると、家族にも優しくなれる気がする。
読書の時間が私にくれるのは、「リセット」のような感覚かもしれない。
本の言葉は、日常の小さなイライラや疲れを、そっと包み込んでくれる。20分という短い時間でも、心の奥にたまった何かが軽やかになっていく。
それが、週末の午後であればなおさら。
あなたには、心を元気にしてくれる「小さな時間」がありますか?
どこかでほんの少し、自分だけの時間に身を委ねられますように。
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最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます!
母である前に、一人の人として心を満たす時間の大切さ。短い時間でも、自分のために使える瞬間があることで、また家族に優しく向き合えるのかもしれません。
あなたの心を元気にしてくれる小さな時間が、今日もきっと見つかりますように。
では、また!
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