2025/04/23 ことばを育てる、かたちを創る日 〜子どもたちの小さな表現〜
2025/04/23
外は静かに雨が降っていた。
まだ薄暗い4時半、目を覚ますと、窓越しに聞こえるのは、規則的に屋根を叩く雨粒の音。
キッチンに立ち、お湯を沸かすケトルのかすかな音と、窓の外の雨音とが、重なり合って心地いいリズムを作る。
「こんな朝も、悪くないか」
何気ない水曜日だけれど、今日も新しい一日がはじまる。
小さな表現者たち
夕方、チアダンスのレッスン。
娘たちが汗を光らせながら体を動かす姿を見ると、“がんばる”って特別なことじゃなくて、こうして積み重ねていくものなんだと改めて思う。
今日の保育園では、次女がとても素敵な作品を作ったらしい。積み木で家を作り、その上に廃材で作った三角屋根をのせて、2階建ての「マイホーム」。
「写真も撮ってくれたよ」と教えてくれた顔は、とびきり誇らしげだった。
屋根まで工夫しているところに、彼女の想像力がぎゅっと詰まっている気がした。
さらに、スクラップブック作りにも挑戦して、お気に入りの1冊ができたという。
自分の「好き」を探して、切り取って、貼って。
自分だけの世界をかたちにする、そんな時間。
お昼寝のときには、枕元に置いて眠ったそう。
表現するって、言葉にするだけじゃないんだな。
絵でも、工作でも、遊びでも。
どんなかたちでも、心からあふれたものはちゃんと”伝わる”のだと、娘たちに教えてもらう。
聞く力、伝える力
今日の保育園の掲示板には、こんなことが書かれていた。
——「どう聞いてもらえたらうれしいか」を、子どもたちに聞いてみた——
「しずかにきく」
「わかったって言ってあげたらうれしい」
「しせいはぴっ!ってする」
「おかおみたほうがいい」
まだ小さな子どもたちが、こんなふうに”聞き方”を考えてくれるなんて。
話すことばかりに目がいきがちだけれど、「聞く」ということもまた、大切なのだ。
伝えたい気持ちも、受け止める優しさも、どちらも育てていけたらいい。
変わっていくもの、守りたいもの
長女は、念願のキッズフォンを手にして、ご機嫌だった。
初めての通信機器に、小さな手が慎重に、でも確かな好奇心で画面に触れている。
「使い方や約束を決めないとね」と思いながらも、新しいものに触れる喜びに溢れた彼女の表情が微笑ましい。
新しい世界への扉を開けるその姿は、嬉しくもあり、少しだけ遠くに行ってしまうような寂しさもある。
離れていても、ちゃんとつながっていられるように。
今はまだ、毎日の「おかえり」の声と、寝る前の「おやすみ」のぎゅっとする時間を大切にしていきたい。
小さな一歩を祝おう
子どもの創造力は無限大。
話したいことを話し、作りたいものを作り、伝えたい気持ちを伝えるために考えた。
それはきっと、大人になってもずっと続いていく、「自分を生きる」ための大切な練習。
あなたは今日、どんな小さな一歩を踏み出しましたか?
表現する勇気も、誰かを静かに受け止めるやさしさも。
どちらも、今日という一日を豊かにしてくれるのだと思います。
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