2025/10/13 気づかなかった疲れと向き合う 〜旅から戻る日常の始まり〜
2025/10/13
曇り空の向こうに、うっすらと陽が差していた。
旅行中は割とリラックスしていたと思っていた。
でも、思っていた以上に気を張っていたらしい。
ストレッチをして体を伸ばすと、身体がほぐれるより先に、胸の奥の緊張が解けていくのがわかった。
身体は正直だ。ゆっくりと呼吸をしながら、旅の疲れを受け止める。子どもたちもなかなか起きてこない。きっと、みんな疲れているんだと思う。
三世代でのにぎやかな旅のあと、家の中はやけに静かだった。
家の中に戻って気づくこと
旅行で増えた荷物やお土産を片付けながら、日常に戻っていく。
洗濯機を回し、テーブルの上の毛糸や塗り絵、作品を分けていくと、つい、何もかも整えたくなる気持ちが顔を出す。
ひとつひとつ手を動かしていくうちに、旅の余韻が少しずつ日常へと変わっていく。
午後、義兄が来た。
義両親の今後のこと、実家のこと、相続のこと。
少し重たい話題だったけれど、こういう話も大切だと思う。
内容は真面目なのだけれど、穏やかな空気の中で話ができてホッとした。
「みんなで旅行でもどうですか」と提案してみたけれど、兄弟の表情が少し曇った。
それぞれの事情があるのだろう。
こちらの旅行は今ではなさそうだ。
無理に進める必要はない。でも、今回の旅行のように、行けるタイミングで行けたことが、本当に良かったと改めて思った。
気を張っていたことに気づく
旅行中は楽しかった。でも、帰ってきてから気づく。リラックスしていたつもりでも、どこかで気を張っていたんだと。
大人数をまとめる役割、子どもたちのペース、両親への配慮。そのひとつひとつが、知らず知らずのうちに心と身体に負担をかけていたのかもしれない。
人を思うほど、立ち位置がむずかしくなることがある。それは悪いことじゃない。
家族を思う気持ちは同じでも、優しさのかたちはひとつじゃない。無理にまとめようとしなくていい。
気を張るからこそ、みんなが楽しく過ごせた。
その役割を果たせたことに、自分を褒めたいと思う。
そして、旅が終わった今は、自分を労わる時間。
ちょうどいい距離を見つけて
誰かを想うとき、つい「私が何とかしなきゃ」と思ってしまう。私が長女だからというのもあるのかもしれないけれど。
でも、家族のことほど、答えはひとつに決められない。
関係を守るために必要なのは、頑張ることより、
ちょうどいい距離を保つことなのかもしれない。
あなたは、家族の中でまとめ役になりすぎていませんか?
無理をせず、そっと任せる勇気を持つこと。
それもまた、やさしさの一つの形だと思う。
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そんな日に思い出したのは、休む勇気のこと。
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