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九州名山一筆書き(祖母山・阿蘇山・久住山・由布岳)2024.6/3~6/8

250.7km +19913m
延岡駅~藤河内渓谷~傾山~祖母山~黒岩峠~阿蘇山~久住山~水分峠~由布岳~別府駅

【四つの名山のはしご旅】
5年振りに訪れる延岡駅に着いたのが既に17時過ぎで、旅の始まりにしてはちょっと遅すぎる時間。
駅前で晩飯を食べた後さっそく夜道を20kmほど走りこの夜は国道沿いの公園で野宿した。

延岡駅
夕暮れの国道を疾走

翌朝は3時起きで祖母山登山の起点となる藤河内渓谷へ向かう。実質的な旅のスタートだ。
藤河内渓谷を過ぎてからの夏木林道は心細くなるような道で、途中ロストなどもあって5時間かかってようやく犬流登山口に到着。
ここからが本番だ。

藤河内渓谷

最初から踏みあとの薄い急登で、杉ヶ越を越えたあたりから始まる花崗岩のギザギザ稜線には大いに泣かされた。
頂上稜線が見えているのだが岩場や梯子の連続で中々近づいてこない。
苦労の甲斐あって辿り着いた傾山の山頂は300名山の名に違わない大展望だった。
祖母山へと連なる長い稜線が見えるが穏やかそうで少しホッとする。

ギザギザ稜線
梯子の連続
美しいトレイル
歩いてるのが楽しくなる
庭園のような尾根道

今日中に祖母山の下山を目指していたが厳しそうなので古祖母山の手前でテントを張る。
それにしても傾山から古祖母山につながる尾根は白眉だった。芝を敷き詰めたような下地にブナの疎林がどこまでも続く美しい尾根で、自分が今まで歩いた稜線のなかでも屈指の尾根道だった。

祖母山とその稜線
マイテント・ホーネットエリートオズモ

3日目は早朝で誰もいない祖母山に登頂し絶景を堪能。
これから向かう阿蘇山を始め久住山、そして由布岳までハッキリ見えテンションが上がる。
サクッと下山し初夏の田園を阿蘇に向けて30km走る。
高森町の定食屋とコンビニで大補給後、古坊中登山口に向けて農道を登り始めたが夏日で大汗をかく。

祖母山が近づいてきた
やっと山頂
左が久住連山右が由布岳
もう祖母山が遥か後ろに
外輪山からの阿蘇山

阿蘇山は噴火警戒レベルが上がったため火口付近の立ち入りが禁止で迂回ルートで阿蘇高岳に向かった。
既に16時近い登り始めだったので下山してくる山舐めオジサン(自分もオジサンだが)に説教を食らったりしたがヘラヘラと誤魔化す。
この日は高岳直下にある月見小屋に泊まったが、扉が壊れてなかなか悲惨な小屋だった。
水場もよくわからず水溜まりの水を飲む羽目に。もう少し頑張って下山してもよかったかもしれない。

噴火警戒レベル1で近寄れない
雄大な眺めだ
極上トレイル
阿蘇高岳のミヤマキリシマ
月見小屋

4日目。暗いなか仙酔峡への浮石だらけの登山道を慎重に駐車場まで降り、阿蘇の町へと続く滑走路の様な観光道路をご機嫌に走り抜ける。
4日目ともなると身体が旅ラン仕様に変化してきてすこぶる調子が良い。目前には次の舞台の久住連山がどっしり構えている。
やまなみハイウェイを走る対向車に奇異の目で見られながら瀬の本高原のレストハウスへひたすら走る。
ここでしっかり休憩して西登山口から久住山に登り始めた。

阿蘇市街に続く仙酔峡道路
阿蘇神社
久住山が近づいてきた
優美な山陵だ

登山道はガラガラで百名山なのに誰にも会わないのを不思議に思っていたが、扇ヶ鼻に着くと雲霞の如く登山者がいて愕然とする。
ミヤマキリシマが咲いているぐらいのことは知ってたが、花にあまり興味がないのでこんなに人がいるとは正直思ってもみなかった。

人がいっぱい
久住山山頂
アルプスみたい

久住山、中岳、白口岳と怪しい空模様のなか縦走し法華院温泉山荘で4日振りに風呂に浸り汗を流す。湯の花の浮かぶ極上の温泉を満喫。
まだ時間は早かったが以前から泊まってみたかった坊ガツルのキャンプ場にテントを張る。が、無情にも雨が降り始め楽しいはずの坊ガツルキャンプは、一歩もテントから出ることのできない冴えないものとなってしまった。

法華院温泉
坊ガツル

5日目。幸いなことに雨は未明にはあがったようで4時には長者原に向けて出発する。早朝にもかかわらず続々と登山者が登ってきて駐車場もかなり埋まっていた。
ここから湯布院までやまなみハイウェイを経由して30km程の忍耐のジョグ。アップダウンが多くつらい。
途中のパーキングエリアで休憩してると挙動不審のおじいさんがいたので話をしてみると、車の中にインキーしてしまったらしいのでJAFを呼んであげた。

朝焼けの山々
やまなみハイウェイ
由布岳ロックオン

湯布院でメシと補給を済ませ次なる由布岳と鶴見岳の縦走に取り掛かる。
この2山は初見なので楽しみにしていたが、その前に湯布院の温泉街を埋め尽くすインバウンド客のあまりの活況に驚いてしまった。

由布岳は当初軽く考えてたが山が近づくにつれその険しさと雄大さに考えを改める。100名山であっても不思議ではない山の景観にひとしきり感心。
頂上のお鉢を巡ったあとは東登山口に下山し次なる鶴見岳に取り掛かるが、こちらは土石流災害の影響か登山道が荒れており人があまり入っていない様子。頂上からは別府湾と大分の街がよく見えた。
この日は下山口に近い志高湖のキャンプ場に泊。

湯布院駅前通り
市内から見える由布岳
いやあ素晴らしい
楽しい鎖場もある
山頂到着
鶴見岳からの別府湾と大分市
最後のキャンプ

最終日は朝から雨だったが別府の市街まで10kmほどのロードなのでひと踏ん張りだ。
最後に別府の温泉街の湯けむりと別府湾が見えてくると、今までの辛苦や喜びが思い出され少し感傷的な気分になる。

別府の街並み
別府駅到着!

別府の街の向こうには国東半島の山が見えていた。
このままどこまでも走り続けていきたい気分だったが、国東半島ロングトレイルはまた次の課題として残しておこう。

まだまだ旅は終わらない。きっと生きてる限り終わりはないのだろう。

【装備】ベースウェイト4.52kg
<ギア>
パーゴワークス・ラッシュ30
ニーモ・ホーネットエリートオズモ1P
モンベル・ドライ シームレス ダウンハガー900 #3
山と道・ミニマリストパッド
エマージェンシーシート
モンベル・ULフォールディングポール113
スントコア

<アイテム>
インナーファクト・ソフトフラスコ500ml×2
エバニュー・ウォーターキャリー2 L
ペツル・スイフトRL(充電コード)
アンカー・モバイルバッテリー10000
プロテクトJ1
テーピング
歯ブラシ
耳栓
Shokz・OpenRun (充電コード)
薬(バファリン・ガシンサン・絆創膏)
Dang Shades・サングラス
ファイントラック・ナノタオル
ハッカ油

<シューズ>
アシックス・ゲルトラブーコ12

<ウェア>
パタゴニア・ダックビルキャップ
パタゴニア・フーディニジャケット
ファイントラック・ドライレイヤーウォームT
ファイントラック・アームスリーブ
インスティンクト・トレイルスキン
モンベル・クロスランナーパンツライト
メリノウールパンツ
モンベル・レッグウォーマー
インナーファクト・5本指ソックスロング
ファイントラック・ポリゴンULジャケット
Buff
ファイントラック・ドライレイヤーインナーグローブ
レインウエア(ピークドライシェル・バーサライトパンツ)
テムレス

<食料・補給>
粉末経口補水液
アミノバイタルゴールド
カロリーメイト
練り梅

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