見出し画像

ツインレイステージ⑥ 覚醒

ランナーであったアンジから連絡が来て、サイレント期間が終了した。

アンジが先に私と絶縁するかたちで私を手放し、私はサイレント期間中に彼への執着を手放した。しかし、魂レベルでは本当に手放す事はできていなかった。

サイレント期間が明けて話し合い、お互いのわだかまりを浄化することができた。私が最後の別れを告げようとした時、アンジは私に対する想いを正直に伝えてくれた。

「君の事が忘れられなかった。君が特別だとわかった」

以前のアンジは自分の気持ちや、私に好意的な事を言わなかった。こんなにストレートに言ってくれたことはない。私を捨て、絶縁宣言までしたのに、自分から復縁したいなんて。離れている間、音信不通の間、私が特別だと思い知ったなんて。しかもそれを心に秘めないで私に伝えてくれた。彼の覚悟と決意に心を奪われた。嬉しかった。

本当にヤリモクなのか、そのふりをしているのかはわからない。アンジとはもう関わりたくないと思ったのに、こうして向き合ってしまうと、自分の心は正直で、やはり彼が愛おしくて仕方なかった。

一週間前に話した時でさえ、アンジは黒子のためにも、私と友達関係にすら戻る事はない、話し合いもできないと突き放したのに、いきなり「黒子と別れる&復縁」という真逆の展開。チャンスは逃したくなかった。

私は復縁に合意した。しかし、前のように苦しい関係を繰り返したくなかった。私達は復縁の条件を話し合った。

① 黒子と別れるまで会わない。
② 二股厳禁。私とは身体だけの関係であっても一対一を守る事。次の女性と関係を持つ前に正直に相談すること。
③ 私の恋心を知っているのだから、次別れる事になった時は私をなるべく傷つけないよう配慮し、相談しながら私の納得のいく形で別れること。
④ もし外野から攻撃があったら、今回は協力して対処すること。

彼は全てに合意してくれた。彼からの唯一の条件は、今回も誰にも言わない事。絶対に、絶対に秘密。

私達は、ご縁がまた繋がった喜びでいっぱいだった。まだ再会の日は未定だが、その日が待ち遠しかった。