大宇宙の悟り1 ムー大陸の偉大な指導者ラ·ムーの神秘体験
1990年8月226日
千葉県幕張メッセ
本日は、夏休みも最後になろうかというこの日曜日に、大勢のみなさまにお集まりいただいてとてもうれしく思います。
今日は、「大宇宙の悟り」という演題を選んでみましたが、正直申しまして、昨夜より、私自身のなかには不安な感じが込み上げてまいります。
と申しますもののも、本日お集まりの。まもなく一万八千人になろうとしている聴衆のみなさんが、果たして、この演題に堪えるだけの、この話を聴けるだけの心の余裕をお持ちであろうかという不安であるのです。
あるいは、今日、私がみなさまにお伝えしようとしているところの、この内容は、このうちの千八百人しか分からないかもしれないし、百八十人しか分からないかもしれないし、あるいは一人しか分からないかもしれません。
けれども、たとえみなさまが、いかばかり、この私の話を理解されるかは別といたしまして、私は語らねばなりません。理解してくださるその一人のために、理解してくださるその後世の人々のために、私の分かることを、今、伝えたいと思うことを伝えるのみであります。
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今から一万七千万年の昔、日本から真南に下った太平洋上に、大きな大陸がございました。その大陸について、その名前をお聞きになった方も、おそらくいらっしゃるでしょう。「ムー大陸」と申します。
このムー「大陸」は、その名どおり、「ラ·ムー」という支配者の出身を表す名で称されています。ラ·ムーとは「偉大なるムー」という意味でありますが、個人の名が、その大陸の名として後世へ伝わっているわけであります。
ラ·ムーという方は、後の時代にもその名が伝わっているとおり、「宗教家」でもあり、「政治家」でもあり、あらゆる点において、偉大な指導者としての才覚を現した方であります。
その方がちょうど四十歳の誕生日を迎えたー、そう、今と同じ時期、夕刻七時ごろに、太平洋の波が洗っているところの浜辺に出でて、その岩の上に座してしばし瞑想をしていたのではありました。
ラ·ムーの心の中には、過去四十年間の己の歴史のなかに、あるいは起こりあるいは消えていったさまざまな出来事が去来しておりました。そして、彼は、神について深く思いを巡らしていたのであります。
そのとき、空を見上げますと、北のほうに明るく光る星が瞬いておりました。
ラ·ムーは、「なぜ、今日は、これほどに星がよく光るのだろうか」と思いながら、その空の星を眺めておりますと、その瞬きが激しくなり、次第しだいに動いてくるのを感じたのであります。
それは、最初のうちは一流の流星にも見えました。しかも、一つの星だけでなく、二つ、三つ、四つ、五つ、六つと、さまざまな星が動き始めたのであります。
その色は、あるものはオレンジ色であり、あるものは青く、あるものは緑色の光を放っておりました。
やがて、そのなかからオレンジ色の光を放つ物体が静かに静かに降りてまいりました。そして、彼が座っているところのその岩から十メートルも離れない海上の空中、わずか三メートルらいのところに停止いたしました。
そのオレンジ色の物体は、直径およそ二十メートールぐらいありました。暫く海上に止まったまま、そのオレンジの光を、あるいは放ち、あるいは消し、やがて、そのオレンジの光が七色の虹の如く輝き始めました。
そうして、ラムーの真正面に当たるところの扉が開きました。やがて、扉から光の梯子に似たものが伸びてきて、浜辺にその端を降ろしました。
なかから、ひとりの人が現れてまいりました。最初はあまりにまぶしかったので、その姿がよくは見えませんでしたが、その階段を下りて浜辺に降り立った人のす方は、あまりにも自分達ムー人によく似ていると、ラ·ムーはそのとき感じました。
彼は岩から降り、そして、その光る人のもとにゆっくり歩んでまいりました。
その人は、そう、今流に言うならば、身長は百八十センチぐらい、全体が光り輝くコスチュームに包まれており、その目、眉、鼻、口、それぞれが地球人に非常によく似ておりました。そして、不思議なことに、後頭部から二つ、大きな耳のようにも見え、アンテナのようにも見えるものが出ておりました。
ラムーは、直感的に、「これが神が降りてきたに違いない」というふうに感じました。そして、ひざまずいて、「神よ」と言おうとしたとき、その人は、口を開くでもなく、ラ·ムーの心のなかに語りかけてきました。
「ラ·ムーよ。ムーの偉大な指導者よ。エル・カンターレよ」とその声は語ってきました。
「エル・カンターレ」という言葉を、ラ·ムーはそれまで聞いたことがありませんでした。そして、一瞬、心のなかに戸惑いが起きました。
その声は続きました。「それがあなたの本名なのです」と。
しかし、ラ·ムーの心は最初の目撃の衝撃から逃れることはできず、まだ、彼を神として扱おうとしました。
その方は、「では、こうすれば分かっていただけますか」と語って、その体から発しているところの発光を静かに抑え、そして、ごく普通に近い姿になってまいりました。時折、言葉を発しようとするときに、後頭部より光は出ておりますが、それ以外では、特殊な服を着た人間と、そう変わりはありませんでした。
彼は、ラ·ムーに手を差し出しました。驚きながら、ら·ムーはその手を握ろうとしましたが、彼は軽く手を交わしただけで、「いや、私たちは握手はしないのです。手を触れ合うという挨拶をするのです」、そう語りました。その手はとても柔らかく、その手のなかに人間と同じ血が流れていることを感じさせるのに十分でありました。
その方は、自分の名を名乗りはしませんでしたが、ラムーに対して、「あなたは、私を神のように思ってはならない。私も一人の指導者であるが、決して人類以上に優れた者たちでもなく、また、彼自身があなたより優れた者でもない。
その誤解の多くは、あなたがたが、あまりにも長い年月、あなたがた祖先がいったい何者であるかということを忘れていたということにいるのだ。そして、今日、これからあなたにお見せしのうとするこの映像を、ラ·ムーよ、あなたは理解することができるだろうか。理解することができるとしても、それを他の人々に伝えることができるだろうか。
それが可能であるかどうかを、私は問わない。しかし私は、伝えるべくして、これをあなたに伝えるのだ。それをいかに生かすかは、あなた自身の問題となるであろう」、
と語りました。
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この法話は
大川隆法初期重要講演集
勝利の宣言 第三章に収められており、当時の講演映像も幸福の科学の精舎などで拝聴することが、できます。
35年前、大川隆法総裁が34歳当時 千葉幕張の会場で1万8000人の聴衆を前に語られたこの法話を今聞いても、不思議な感じがします。サイエンスフィクションではなく、事実であったこととして語られているのです。
なぜ、この法話が必要であったのか、大川隆法総裁の説かれる法話の意味は何であったのか 35年経て今、必要になってきているのか、それとももっと後の時代の人に語られたものなのか………………
これから、地球が迎える宇宙時代への移行というのは、どんな波乱が待ち受けているのか。
今何か伝えるべきことのような気もしてきます。
