WEST.重岡くんの結婚から学んだこと
お盆休み中で帰省したが嫁の機嫌がすこぶる悪い。原因は俺ではなかった。
原因は分かっている。
嫁が推しているWEST.の重岡くんが結婚するらしい。それで機嫌が悪い。
俺は何もしていない。
何もしていないのだが、なんとなく怖い。
まがまがしいオーラを感じる。
そこで最近覚えた、気付きの中心点を使う。
少し離れたところから自分を見てみる。
「今、重岡くんが結婚することで機嫌が悪くなっている嫁にビビっている」という自分がいるんだな。
……
文章にすると、さらに意味が分からない。
そのうち嫁が言った。
「もう何もかもやる気が起きない」
かなり重症である。
俺は少し考えて言った。
「まあ、重岡くんの幸せを思ったら、祝ってあげなよ」
我ながら、まともなことを言ったと思う。
すると嫁から、
「分かってるわ、クソボケ!」
が飛んできた。
……
クソにボケ。
俺は今、
WEST.の重岡くんの結婚を祝おうと言っただけで、
嫁からクソボケと言われている。
もう一度、気付きの中心点。
「今、重岡くんの結婚で何もかもやる気が起きなくなった嫁から、八つ当たりされている」ことに戸惑っている自分がいる。
うん。
やはり意味が分からない。
そこで自分に聞いてみた。
俺は、どう在りたい?
嫁の機嫌にビクビクしながら過ごしたいわけではない。
機嫌が良くても悪くても、
気にせず、いつも通り接する自分でいたい。
そう思った。
よし、在り方は決まった。
いつも通り接することにした。
するとどうなったか。
めちゃくちゃ八つ当たりされた。
フルボッコで蜂の巣になった。
でも、ふと思った。
「これ、noteのネタになるな」
その瞬間、少し面白くなった。
そうか。
俺が在りたいのは、
嫌なことが何も起きない自分でも、
何を言われても動じない立派な人間でもない。
嫁に八つ当たりされても、それすらnoteのネタにして面白がれる自分でいたい。
たぶん俺には、それくらいがちょうどいい。
起きたことを自分なりに面白がれる、というふうに在りたいのだ。
重岡くん。
ご結婚おめでとうございます。
あなたのことはよく知らないですが、あなたの幸せを心から願っています。
ただ、一つだけ言わせてください。
俺は今日、あなたの結婚で嫁から「クソボケ」と言われました。
そして、大切なことを学びました。
シゲ、幸せにな!
完
