ベランダのガラス戸を隔てて見た花火と、あの日開けられなかった風の匂いを見た😌
こんばんは 五月美です
この前、梅雨明けを狙ってベランダの掃除をしたけど、かなり暑くて夕方短時間とは言えTシャツは汗でビチャビチャだったわ💦
ムシムシした息苦しさもあって、掃除を終えた後にエアコンの付いてる部屋に入った瞬間息を吹き返した
ただ機械的に冷やした風が汗を止めてくれたけど・・
そういえば
朝に洗濯物を干すときに心地よい風が吹く時があって、それって機械的な心地よさではなく、香りまで運んでくれることも多い
何となく雨が降る前は特有の香りがある💦
なんか、雨上がりは土のような香りもあれば、季節によっては黄砂なのか埃っぽい感じがして風も黄色く見える
今日は部屋干しかな・・・なんて
あの日、梅雨明けの最初の強い風が運んでくる、すべての植物が一気に息を吹き返したような香りがしたような気がして
遠くに見える山が見事な緑を纏っていました
夕方、どこからともなく夕飯の香りも風に乗って私の鼻に吸い込まれ、お腹に直結してるのか
ギュルルルルゥ~
つい、この前
目の前の広場からかドンドコと太鼓の音や音楽が聞こえてきたけど、毎年恒例で子供の頃から兄と親しんでた盆踊りは、コロナの影響からその後全く開催される事は無くなっていたこともあったので
あれ?
気になってチラッとカーテンを少しだけ開けると、案の定浴衣を着た人たちがまだスカスカの円になって踊っていた
ぴしゃりと閉めて
いつもの光景にもどったのか・・
別に気にも留めずテレビを見ていた
どれくらい経ったのか途中で
ヒューーーー
ドドドン、ドーーーーーン
うわぁーーーーーーーっ
と、聞き覚えのあるデカい音と歓声が沸き起こってきて、何事だろうとカーテンを開けてみると巨大な花火が打ち上がっていた🎆
え、え、え?
えぇーーーーーーーっ💦💦
マジで・・・
まさに目と鼻の先にある広場で、あの花火大会で見るようなドデカい花火がいくつも打ち上げられていて、こんなこと初めてだった
こんな街中でも打ち上げることができるのか?
綺麗は綺麗だったけど
今までは、四方八方遠くの花火大会が見える場所に住んでるので、風に乗って来る音で臨場感を楽しんでたけど、今こうして目の前で打ち上げられてる花火を部屋から見るのは初めてで不思議さが勝っていました
短い時間だったけど
当然、フィナーレもあって
連続でデカい花を夜空に咲かせていた
きっと風に乗って火薬の匂いがするに違いない
ベランダのガラス戸を開けようかと一瞬迷ったけど・・
ただ
連日の猛暑日に耐えられず
どうしても開けることが出来なかった💦
機械的な無臭の風を浴びながら、今でも何となく勿体ないことをしたんじゃないかと思えてきたわ
来年もまた打ち上げられるんだろうか?
一期一会なんていうけど
もう夏本番で
きっと
いつのまにか、秋〜冬の少し冷たい空気に混じる枯れ葉や木の香りに変わっていくことを考えれば、同じ季節でもあの突然の花火と同じように全く同じ香りとは限らないしなぁ~
家の中にいれば分からなかったことも
外側では様々な香りに包まれているのかもしれない
あ、そっか・・
音も風に乗って外壁をノックしてたんだろうな
おしまい
本日のまとめ
「今年の盆踊りの風を見た」です
もう、十数年前の8月
父が突然逝った
当時も目の前の広場で盆踊りが開催されていて、いつもなら賑わってる人の声や太鼓、音楽に「またやってきたな🎶」といつもの日常であるはずだった
でも、その日は違った
慌てて実家に戻った家の中はまるで対照的に、家で亡くなったこともあって、きっと広場で祭りの準備してる時に、ここでは悲しみに暮れる間もなく警察や病院の先生が訪れて慌ただしく事情聴取や検視を行っていた
その後、茫然としてる母や私の耳には、太鼓や音楽が流れてきてより一層悲壮感があったことを覚えています
機械的な風の中、訪れてくる親族たちは誰も祭りのことなど気にしてない様子だったけど、ただ兄だけは
「うるさい・・・・」とつぶやいた
でも、ドライアイスに包まれた父はきっと目を閉じ聞いていたのかもしれない・・・
毎年この祭りの音が聞こえてくると母は嫌がり、その時は一切ベランダの戸を開ける事は無く、悲しみにまた打ちひしがれることが続きました・・・
いつの間にか祭りは消え
今年、何年ぶりの再開(再会)だったのか
まさかの花火まで高く上がった✨✨
もう、母もいないけど
浴衣を着せてくれた日のことを思い出した
やっぱりガラス戸を開けて風を感じておけば良かったかなぁ~
最期に
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